ルドルフ・シュタイナーのテキスト『遺された黒板画』を、さまざまな観点から笠井叡が構成振付けし、言葉や音楽で動く訓練を10年以上続けた専門のオイリュトミストたちが踊る。人間のカラダと言葉の結びつきに焦点を当てた本公演は、シュタイナーの「テキスト」を中心に、言葉と動き、色彩、音楽の結びつきを総合的な舞台空間として作り上げる試みである。
【笠井叡】
60年代に土方巽、大野一雄との親交を深め、多くのソロ舞踏公演を行う。79年から85年までドイツに留学し、R・シュタイナーの人智学、オイリュトミーを研究。94年『セラフィータ・鏡の性器をもつ私の女』で舞台活動復帰。以降現在に至るまで、国内外で数多くの作品を精力的に発表し続けている。
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笠井久子(カサイ ヒサコ)
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国分寺市立いずみホール(東京都国分寺市)