長唄唄方の杵屋勝四郎による自主公演。平成9年の第1回以来、毎回テーマと方向性を決め、聴き手の興味と理解が促進されるよう工夫・配慮するとともに、最高水準の演奏を披露することで、長唄ならびに日本の伝統芸能の普及・振興を目指している。今回のテーマは日本国の祭典「祭」。番組(曲目)は「翁千歳三番叟」と創作曲「組曲 江戸」。途中、杵屋勝四郎と葛西聖司氏による対談コーナーを設け、長唄の魅力を分かりやすく発信する。出演は杵屋勝四郎、東音味見純、杵屋巳之助ほか(以上唄方)、稀音家祐介、東音宮田由多加、杵屋勝十朗ほか(以上三味線)、堅田喜三久社中(囃子)。
【杵屋勝四郎】
1959年杵屋和四蔵の長男として生まれる。その後長唄杵勝会の名取となり、杵屋崇光となる、東京藝術大学卒業後、第1回リサイタルでは、芸術祭新人賞を受賞。また、後進の育成のため、「煌光会(こうこうかい)」を主宰。2007年六代目杵屋勝四郎襲名、尾上菊五郎、坂東玉三郎他歌舞伎公演に出演する。2013年の第4回リサイタル「妖艶」が文化庁芸術祭大賞を受賞。舞台出演、舞踊公演、テレビラジオ出演、舞台音楽制作、邦楽関連の種々の協会での活動等、幅広く活躍している。
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杵屋 勝四郎
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紀尾井小ホール(東京都千代田区)
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