アーツカウンシル東京の事業

近藤譲 七十歳の径路 「線の音楽」の現在・過去・未来

  • 団体名 : 近藤譲70歳記念演奏会実行委員会
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 音楽

事業概要

2017年に生誕70年を迎えた作曲家:近藤譲の創作を俯瞰するコンサートを制作。異なる世代の音楽家が切磋琢磨し、近藤作品の演奏伝統を次代へとつなげていくことを目標とする。
【プログラム】
≪視覚リズム法≫(1975)、≪彼此≫(1990)、≪横浜≫(1990)、≪梔子≫(1997)、≪空の空≫(2010)、≪トライン≫(2012)、≪ヘレボルス≫(2015)、≪変奏曲(三脚巴)≫(2015)
【出演】
多久潤一朗(fl)、武田忠善(cl)、橋本晋哉(tub)、小寺香奈(eup)、松倉利之、神田佳子(perc)、井上郷子、榑谷静香(pf)、篠田昌伸(pf, e-pf)、山田岳(gt)、手島志保(vn)、横島礼理(vn, va)、松本卓以、多井智紀(vc)、石川星太郎(cond)
【制作】
石塚潤一、星谷丈生、山本裕之

プロフィール

【近藤譲70歳記念演奏会実行委員会】
近藤譲は1973年以降、一貫して「線の音楽」と呼ばれる方法論によって作曲を行ってきた。音や和音を時系列に並べるが、そこでは揺らめくようなリズム法と鮮やかな音色の対比が凝らされ、聴き手を音の迷宮へと誘う。この方法論ゆえに、近藤の作品は演奏が極めて難しく、その作品の質・オリジナリティに比して十分な演奏機会を得ているとはいえない。こうした状況に一石を投じるべく、近藤の謦咳に接した演奏家、作曲家、批評家により組織されたのが当委員会である。近藤作品の演奏経験豊富なベテランと、優秀だが経験のない若手とが協働することにより、近藤作品の新しい演奏マナーを生みだし、後世へと伝えていくことを目標とする。
【メンバー】
山本裕之(代表)、井上郷子(副代表)、石塚潤一、星谷丈生、武田忠善、手島志保、松倉利之、橋本晋哉

お問い合わせ

近藤譲70歳記念演奏会実行委員会
制作:石塚潤一
e-mail: junichi.ishizuka@gmail.com

実施場所

東京オペラシティリサイタルホール(東京都新宿区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。