VR技術で視覚が拡張されたように、聴覚もこれまでテクノロジーにより様々に可視化されてきた。本プロジェクトはオーケストラ音楽の可視化、さらに身体化を目指し、テクノロジーによるオーケストラによる聴覚体験の拡張を目的とする。その第一弾として今回は、オーケストラ演奏を全身で立体的に体感できる新次元・視聴体験をメディアアーティストの落合陽一氏と開発。オーケストラによる新しい音楽メディア芸術の創出に挑戦する。
演出:落合陽一
指揮:海老原光
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
光の奏者:筑波大学ダンス部
ビジュアル演出・演奏:WOW
進行アシスタント:江原陽子
照明コーディネート:成瀬一裕
【日本フィルハーモニー交響楽団】
1956年創立。創立指揮者渡邉曉雄。60年を超える歴史と伝統を守りつつ、さらなる発展を目指し、質の高い音楽を届ける「オーケストラ・コンサート」、音楽との出会いを広げる「エデュケーション・プログラム」、音楽の力で様々なコミュニティに貢献する「リージョナル・アクティビティ」を三つの柱に、音楽を通して文化を発信。 首席指揮者ピエタリ・インキネン、桂冠指揮者兼芸術顧問アレクサンドル・ラザレフ、桂冠名誉指揮者小林研一郎、正指揮者山田和樹。2011年4月よりボランティア活動「被災地に音楽を」を継続中。
日本フィルハーモニー交響楽団
プロデューサー
山岸淳子
東京オペラシティ(東京都新宿区)