アーツカウンシル東京の事業

範宙遊泳×The Necessary Stage 滞在制作・公演(シンガポール/東京)

  • 団体名 : 範宙遊泳
  • 区分 : 国際的な芸術交流活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 演劇

事業概要

シンガポールの老舗劇団Necessary Stageと日本の範宙遊泳との国際共同制作。脚本・演出・出演・マルチメディア制作・資金調達などすべてを両劇団で協働。聖域を求めた結果、ネット空間にsanctuaryを見出す移民たちの物語を、日本語・英語・マンダリン・アラビア語の飛び交う多言語演劇として創作・上演。

作:山本卓卓 Haresh Sharma 演出:山本卓卓 Alvin Tan 出演:熊川ふみ 田中美希恵 埜本幸良 福原冠 Yazid Jalil Yuyang Ellison Tan Luo BaoLing Audrey
音楽:Bani Haykal アートディレクター・映像制作:たかくらかずき ドラマトゥルク・翻訳:滝口健 翻訳:クリス・グレゴリー 通訳:鈴木なお 美術:Vincent Lim

プロフィール

【範宙遊泳】
2007年より、東京を拠点に海外での公演も行う演劇集団。
すべての脚本と演出を山本卓卓が手がける。

構成員は、山本卓卓(代表・劇作家・演出家)、埜本幸良/福原冠(俳優)、たかくらかずき(アートディレクター)、川口聡(ライター)、坂本もも(プロデューサー)の6名。

現実と物語の境界をみつめ、その行き来によりそれらの所在位置を問い直す。生と死、感覚と言葉、集団社会、家族、など物語のクリエイションはその都度興味を持った対象からスタートし、より遠くを目指し普遍的な「問い」へアクセスしてゆく。

近年は舞台上に投写した文字・写真・色・光・影などの要素と俳優を組み合わせた独自の演出と、観客の倫理観を揺さぶる強度ある脚本で、日本国内のみならずアジア諸国からも注目を集め、マレーシア、タイ、インド、中国、シンガポール、ニューヨークで公演や共同制作も行う。

『幼女X』でBangkok Theatre Festival 2014 最優秀脚本賞と最優秀作品賞を受賞。
『うまれてないからまだしねない』で第59回岸田國士戯曲賞最終候補ノミネート。
『その夜と友達』で第62回岸田國士戯曲賞最終候補ノミネート。

お問い合わせ

範宙遊泳
制作
坂本もも
TEL:+81-90-6182-1813
E-mail:info@hanchu-yuei.com

実施場所

ネセサリーステージ(シンガポール)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。