撮影：Yo Hirai 写真提供：東京コンサーツ
撮影：Yo Hirai 写真提供：東京コンサーツ
撮影：Yo Hirai 写真提供：東京コンサーツ
現代音楽分野での作曲家に焦点を当てた、パーカッショニスト安江佐和子によるプロデュース公演の第4回公演。今回はシルヴァーノ・ブッソッティの作品を取り上げた。
現代音楽に造詣の深い声楽家の工藤あかね、松平敬と、ブッソッティの弟子であるピアニストの日野原秀彦をゲストに迎え、図形譜といった作品の特殊性から日本で上演機会が少ないブッソッティ作品を紹介した。
また、美術作家である原倫太郎のインスタレーション作品「マリンバピンポン」と協働、杉山洋一作曲によるブッソッティの詩を用いた新作を披露し、作曲だけにとどまらず、演劇や美術分野でも活躍する、ブッソッティのアーティストとしての多様性を表現した。
【安江佐和子】
主な活動歴に、マリンバ・パーカッションソロリサイタル「Prana～息」開催（1995、96、99）、小澤征爾指揮・水戸室内管弦楽団ヨーロッパツアー参加（2001）、新星日本交響楽団・新日本フィルハーモニー交響楽団公演ソリスト（2001）、アルゲリッチ音楽祭にて「兵士の物語」Tp.セルゲイ・ナカリャコフ、Cl.ポール・メイエらとの共演（2007）、東京都交響楽団定期公演『安良岡章夫「Radiant PointⅡ」』ソリスト（2014）、『サントリーチェンバーミュージックガーデン』にて自身によるプロデュース企画実施（2015）、自主プロデュース企画「il Sole」シリーズ開始（2017）。これまでの録音作品に『バルトーク≪二台のピアノと二人の打楽器奏者のためのソナタ≫』（ピアノ：野平一郎・廻由美子、打楽器：佐野恭一・安江佐和子、1997）、ソロアルバム『告白』（2008）。
トーキョーコンサーツ・ラボ（東京都新宿区）
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
