アーツカウンシル東京の事業

第3回 吉原佐知子 箏リサイタル~伝統を未来に~

  • 団体名 : 吉原佐知子
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年個人
  • 分野 : 伝統芸能

事業概要

<箏リサイタル>
既存の人気曲から現代の作品まで、時代ごとの様々な作曲家による箏の作品を演奏することにより、箏の魅力を知ってもらい、これからも箏の音楽が発展して広く世界に周知されるように願うとともに、箏曲界の明るい未来を祈念して開催した。

<曲目>
『ロンドンの夜の雨』(宮城道雄/1953年)
『甦る五つの歌』(沢井忠夫/1979年)
『2つの舞』(玉木宏樹/1987年)
『燭光~ゆらぎ箏~』(菅野由弘/2021年)【委嘱初演】
『双子素数Ⅱ~ソプラノと箏のための~』(木下正道)【改訂初演】

<演奏者>
吉原佐知子(箏)、水野佐知香(ヴァイオリン)、柳澤涼子(歌)

プロフィール

【吉原佐知子】
6歳より母、櫻木一公より手ほどきをうけ、古典、宮城曲を大浦美紀子、現代曲を西潟昭子、福永千恵子各氏に師事。
2002年、東京藝術大学邦楽科生田流箏曲専攻卒業。NHK邦楽技能者育成会第43期卒業。現代邦楽研究所第1期卒業。同所にてビクター邦楽技能者育英賞受賞。全国高校生邦楽コンクール準優賞。賢順記念全国箏曲コンクール銅賞、奨励賞受賞。NHKオーディション合格。
2010年 旧東京音楽学校奏楽堂にて第1回リサイタル開催。
2015年 7月、フランス サンリキエ音楽祭にて招待演奏。
11月「吉原佐知子箏リサイタル~箏独奏の系譜~」文化庁芸術祭参加公演開催
主な著書「和楽器にチャレンジ 箏」(汐文社出版)執筆担当。「音楽づくりのアイディアⅡ」(マザーアース出版)。
主なCD 箏とヴァイオリンによる「波間のきらめき」(ARCH-10802)「日本のメロディ、サクラから春の海まで」(ARCH-11001)。箏とヴァイオリン、ハープによる「日本の調べ」(ARCH-11401)「世界のメロディ、日本の歌」(ARCH-11402)。他
研究論文「音楽づくりにみる箏の教材化の可能性について-邦楽ワークショップ授業の分析を通して-」2013年、洗足論叢第42号
現在、洗足学園音楽大学現代邦楽コース非常勤講師。熊本大学、弘前大学非常勤講師。現代邦楽研究所講師。東京都市大学等々力中学高等学校講師。国内、海外でコンサート、邦楽指導、邦楽ワークショップを展開。桜葉美会大師範。荒川三曲協会理事。日本三曲協会、生田流協会、森の会、あいおいの会、純正律音楽研究会、会員。「洗足学園音楽大学 伝統デジタルライブラリー 箏」出演

お問い合わせ

箏演奏家
吉原佐知子
sachikoto_2006@hotmail.co.jp

実施場所

銀座 王子ホール


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。