東京在住箏奏者マクイーン時田深山率いる現代音楽の新しい発表形態を目指すアンサンブル。メンバーはジャズ、クラシック、タンゴ、インディーズ、即興、フラメンコ、邦楽など様々なジャンルで活動するアーティストを集め、幅広い客層が面白いと思う前衛的な音楽を探求。意欲的な活動をする若手作曲家への作品委嘱を通し、日本の伝統楽器の一つである十七絃箏を現代音楽の最前線に位置づけ、ジャンルに捉われず自由にグローバルな表現をする楽器として提示する。
新宿PIT INNにて開催された第一回公演では東京在住パプアニューギニア出身アーロン・チューライ(Aaron Choulai)、オーストリア在住米国出身アリサ・アスカ(Alyssa Aska)の作品を委嘱初演し、更に日本の即興界において新しい道を切り開いたベーシスト故・齋藤徹の曲を演奏。
【マクイーン時田深山】
即興、現代音楽、オリジナル曲を中心に活動するオーストラリア出身の箏奏者。伝統に基づきながら人が面白い、聴きたいと思える音楽に箏を取り入れる考えで独自の音楽を目指す。日本国内に加え、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリアなどで活動。2019年にACCグランティとしてニューヨークに滞在し、現代音楽と即興に関わる。2020年に欧、米、豪、日本の作曲家の作品を収録したソロアルバム”SONOBE”をリリース。小田村さつき、沢井一恵各氏に師事。
マクイーン時田深山
miyama.mcqt@gmail.com
新宿PIT INN(東京都新宿区)
※12/20までオンライン配信
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。