アーツカウンシル東京の事業

調教都市

  • 団体名 : 小寺創太
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年個人
  • 分野 : 美術・映像

事業概要

「排除アート」とは路上生活者が滞在できないよう、寝転がりづらい凹凸や斜面を意図的に作った、一見パブリックアートや洒落たデザインにカモフラージュされた構造物である。その排除アートとSMをモチーフとして扱い、排除アートの悪意を身体を用いて露わにするとともに、その悪意を批判する作家自身のヒロイックな偽善性を戯画化することを目的とした。会場一階では吉野俊太郎が制作した排除アートを模した台座の上でボンテージ姿の小寺が会場時間中常に横たわる。二階では実際の排除アートの上で同様の衣装で寝転がる写真作品(撮影=藤江龍之介)とマゾヒズムに関わる引用文を展示した。また会場の隅々にはダミーの監視カメラを設置した。

プロフィール

【小寺創太】
1996年生まれ。
2021年、武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。
主な展示に「Agoraphobia」(隅田地区, 2021)、「TOMO年越美術館 2021-2022 いる派 presents 身体アンデパンダン24時」(TOMO都市美術館, 2021)、「野山のなげき」(Room_412, 2022)、「調教都市」(Token Art Center, 2022)、「ストーンテープ〜見たら呪われる展示〜」(PARA, 2022)、「界面体」(CON_, 2022)など。

お問い合わせ

小寺創太
itayagai@gmail.com

実施場所

Token Art Center(東京都墨田区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。