アーツカウンシル東京の事業

シロヤギ ト クロヤギ ト ——遺言ではないにしても 弔辞ではないにしても

  • 団体名 : 山田せつ子
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年個人
  • 分野 : 舞踊

事業概要

ダンサー・振付家の山田せつ子と、気鋭の若手演出家・振付家・ダンサーの倉田翠によるダンス公演事業『シロヤギ ト クロヤギ ト ——遺言ではないにしても 弔辞ではないにしても』。山田は即興舞踏を笠井叡に師事し、独立後はソロダンスを中心に独自のダンスの世界を展開し、コンテンポラリーダンスの先駆けとして活動してきた。一方、倉田は作品ごとに自身や他者と向かい合い、そこに生じる事象を、舞台構造を使ってフィクションとして立ち上がらせることで「ダンス」の可能性を探求した作品を作り続けている。15年前に2人は教師と学生として出会い、現在は一見異なった方向の作品づくりをしている。この事業はダンスに、舞台に関わるもの同士として、長く対話を続けている2人の15年にわたるプロセスの上で生まれた企画であり、互いの差異と共感を見つめ直し、ダンス作品へと結実させた。

作品構成・出演:山田せつ子、倉田翠
舞台監督:蓮子奈津美
照明:三浦あさ子
音響:宮田充規
映像:北川航平
制作:宮久保真紀、豊山佳美
宣伝美術・ウェブサイト・冊子デザイン:児玉悟之

プロフィール

【山田せつ子】
笠井叡に即興舞踏を学び、独立後はソロダンスを中心に独自のダンスの世界を展開、国内外での公演多数。コンテンポラリーダンスの先駆けとされる。1989年よりダンスカンパニー枇杷系を主宰する。2000-2011年京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科教授、2021年まで同大学、舞台芸術研究センター主任研究員としてダンス、演劇の企画に携さわる。2020年度日本ダンスフォーラム賞・大賞受賞。著書『速度ノ花』(五柳書院)。

実施場所

神楽坂セッションハウス


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。