『わたしは島であるのだが』写真展示 撮影：小田切瑞穂
『わたしは島であるのだが』詩の朗読 撮影：小田切瑞穂
2017年製作の木村あさぎ監督長編映画『蹄』の上映とあわせて、『蹄』主演のイシヅカユウによる詩の朗読、漂流する島を想起させる小田切瑞穂監督『Golden』の上映を行う。公演会場内では『蹄』完成から現在まで木村が行ってきた自身の身体を通した撮影者とのコミュニケーションを目的としたセルフポートレイト活動の記録を、関連する詩とともに展示する。また、デザイナーの樋口花也野氏による編集のもと写真を冊子としてまとめて発表。 映画そのものと、映画に関連して積み重ねられてきた五年の時間のはざまを揺蕩った感情の変遷との関係性を、現在の時間軸から編み直すことを試みた。
【木村あさぎ】
東京と沖縄を拠点に活動する映像作家。自身の身体や家族との関係を構 築する媒体として物語を利用し、その現象を映像や詩を用いて発表して きた。新作長編企画『あなたの髪はあおみどりの実から』がタレンツ・トーキョーアワード2021を受賞。現在は心境による「声」の変化に関心 があり、その実験のひとつとしてpodcast『今夜はひとつだけ』で朗 読の配信を行なっている。
映像作家
木村あさぎ
asagikimura5@gmail.com
SCOOL(東京都三鷹市)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
