アーツカウンシル東京の事業

新作公演『エルナニ2022』の捏造およびアーカイブの制作事業

  • 団体名 : 紙カンパニーproject
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 複合・その他

事業概要

V・ユゴーの韻文劇『エルナニ』を巡り巻起った文学上の事件「エルナニ事件」をモチーフに「エルナニ2022」の上演記録を制作し、オンライン公開を行なった。

出演:
小林千辱、寺里ヤヌス、大谷ぴかる、凸下彩子、岡田智伐、中村狸、澁谷智芯、新宅一坪、観客役エキストラ約20名
スタッフ:
荒木怒(映像)、尹藤愉(文芸部)、臼井梨鬼(衣裳)、久呆田智也(演出部)、小林千辱(美術)、作藤恵(舞台監督)、柴田恥子(お財布係)、芝尾苺子(ケータリング)、千田美(照明)、塚口麻裏子(制作)、前澤禿登(写真)、松延耕貧(音楽)、宮村ヤスヌ(宣伝美術)

架空の演劇公演をあらゆる側面から「捏造」することで、「傑作を見逃した」という「体験」を生み出した。また、上演だけではなく客席で起きた暴動も捏造し、その様子を公募したエキストラ参加者にSNSで発信してもらうことで、実際の「エルナニ事件」を現代のメディアを通して演出、インターネット上や言論空間も作品の一部として取り込む制作を行なった。

プロフィール

【紙カンパニーproject】
「やってもいない公演と、やりはしたが観られないままもう終わってしまった公演は、アーカイヴだけを見比べたら同じことになってしまうのか、そうでもないのか」。紙カンパニーproject は、行為芸術の「再現不可能性」を経験する枠組みとしての「演劇公演の捏造」を行っている。

お問い合わせ

紙カンパニーproject
kamicompany2022@gmail.com

実施場所

ムーブ町屋ムーブホール(東京都荒川区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。