アーツカウンシル東京の事業

第15回桂諷會 ―長山禮三郎三回忌追善―

  • 団体名 : 能・狂言鑑賞の会
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 伝統芸能

事業概要

「第15回桂諷會―祈りと鎮魂―」は、能・狂言鑑賞の会(会長:長山桂三/シテ方観世流能楽師)主催、アーツカウンシル東京助成によって2022年11月23日に国立能楽堂にて開催された能楽公演事業である。本公演は「祈りと鎮魂」を主題に掲げ、天下泰平と国土安穏を祈る「翁」を長山桂三が勤めるとともに、長山桂三の父、長山禮三郎の三回忌追善演目として能「融」などを上演した。室町時代に大成した能楽の根底には、鎮魂の芸術としての長い歴史が存在する。コロナ禍によって停滞する世の中にあって、芸能の力によって平穏な未来を見据えることを企図した番組(プログラム)では、長山桂三の師でもある観世銕之丞、人間国宝の梅若桜雪、野村萬斎、長山凜三などの能楽師が出演した。

プロフィール

【能・狂言鑑賞の会】
観世流能楽師・長山桂三が自身の芸の向上と能楽普及を目指して設立。世田谷上野毛にある稽古舞台「世田谷長山能舞台」(2017年落成)で定期的にワークショップを開催している。コロナ禍以前は、講座「能の世界に触れてみませんか」を毎月開催し、実技鑑賞のほか、面装束の鑑賞や謡を実際に体験して頂き、能の演目を紐解きながら、能のいろはに触れてもらう事業を行っていた。また、「Let’s Try!!『謡曲・仕舞』おケイコマンツーマン」と題し、3ヶ月(月2回)を1クールとしてお稽古を行っている。

お問い合わせ

〒158-0093 東京都世田谷区上野毛4-31-3
能・狂言鑑賞の会
会長
長山桂三
050-1018-1863
noh@keizou.net

実施場所

事前講座:世田谷長山能舞台(東京都世田谷区)
本公演:国立能楽堂(東京都渋谷区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。