後期バロックのレパートリーと20世紀の作曲家ルチアーノ・ベリオが編曲したビートルズの作品などを並べて演奏。能楽堂を会場とし、西洋の古楽、ポップス、現代音楽が入り混じる公演は、あたかも「スクランブル交差点」のような様相を示した。出演者は国内外で活躍する30歳前後の若手演奏者。
J.S. バッハ:カンタータ第209番「悲しみを知らぬ者」 BWV209
J.S. バッハ:三重協奏曲 イ短調 BWV1044
M. ロック:劇付随音楽「テンペスト」組曲より 第6曲カーテン・チューン
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー/ベリオ編:「声楽と器楽のためのビートルズの歌」(1967)より〈イエスタディ〉〈ミッシェル I〉
G.F. ヘンデル:組曲 変ロ長調 HWV354 よりサラバンド〜歌劇「リナルド」より アリア〈涙の流れるままに〉
H. パーセル:組曲「アブデラザール」より ロンドー + 即興
H. パーセル:歌劇「ディドとエネアス」よりアリア〈私が地に伏すとき〉
H. パーセル:静かで心地よい音楽
柴田俊幸:企画 & アーティスティック・リーダー、フルート
出口実祈:ヴァイオリン
鳥生真理絵:ヴァイオリン
佐藤駿太:ヴィオラ
島根朋史:チェロ
布施砂丘彦:ヴィオローネ
長谷川太郎:バスーン
中川岳:ハープシコード
佐藤亜紀子:テオルボ
天野寿彦:ヴァイオリン・ソロ
【コレギウム Space415】
古楽の練習スタジオ「Space415」を定期的に使用する若手の古楽奏者たちを中心としたアンサンブル。2022年6月設立。国内外で活躍する演奏家を定期的に集めて、音楽的に高いレベルの演奏活動を目指す。古楽を現代に蘇らせ、普及・啓発することを目的する。
コレギウム Space415
マネージャー
斉藤基史
saito.moto@gmail.com
梅若能楽学院会館(東京都中野区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。