この世界がキスの連鎖であるならば、どうしてその断片は一時的に石のように見えるのか。
もしくはキス性を失った石はどのようにそのゆらぎを取り戻すのだろうか。
動詞と名詞の間に何が起こる?
その往来の果てには何がある?
本展では、「Where the kiss will be tomorrow」という言葉を起点として、和紙、ガラスを用いた2種類のドローイング作品の展示を行った。
【藤瀬 朱里】
日常に偏在する痕跡を捉えることで、世界を理解するための新しい言語の構築を試みる。ドローイングを軸として制作を行う中でその概念を拡張することにも関心を持ち、リサーチャーとして国際的なコンテンポラリードローイングの研究にも携わっている。
BLOCKHOUSE(東京都渋谷区)
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