インドネシアの5つの山村地域で展開される五穀豊穣を祈願する芸術祭 Festival Lima Gunung(フェスティバル・リマ・グンヌ)にダンサーの黒木裕太が招聘され、ダンスと伝統音楽による日本・インドネシア両国の共同制作「Rootedness and Beyond」が実現。
このコラボレーションでは、インドネシアのユニークな伝統音楽と現代音楽をミックスさせた楽曲を奏でるKi Ageng Qithmir(キ・アグン・キスミール)と、椎葉神楽をルーツにもち様々な身体表現を得意とする宮崎県出身の黒木裕太が、インドネシアの2都市(マゲラン・パティ)で作品を発表したほか、地元の伝統芸能の学校や伝統的な祭りを訪問し、ワークショップやリサーチを行った。
「Rootedness and Beyond」は、”Rootedness” という伝統や文化の中にある自分の「根源」の探究からスタートし、土着的な文化や祖先など我々の密接なつながりをモチーフにしている。
■出演
黒木裕太(日本・ダンス) Ki Ageng Qithmir(インドネシア・音楽)
■プロデューサー
Brian Trinanda Kusuma Adi
■Special thanks
Komunitas Lima Gunung , Jepalo vilage
【黒木裕太】
父方の実家が椎葉村の栂尾神楽を代々継承しており、幼少期より神楽に触れて育つ。2015 年より香瑠鼓氏に師事。即興集団『ApicupiA』に参加するほか、東京大学にて近藤良平氏の授業アシスタントを2年間務め、自身も老若男女・様々な障害のある人々が交わるユニークなワークショップを実施している2018 年に竹友社「WHEN THE DIFFERENCES MEET」(ジョグジャカルタ)にてソロパーマンスを行い、2020年に作品「クモと月」を神楽坂セッションハウスにて発表。
黒木裕太
info@gado-gado.org
Studio Mendut(マゲラン/インドネシア)
Joglo Kalinaga(パティ/インドネシア)
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