演じ手が少なく失われつつある日本古典奇術をお座敷という日本固有の空間で楽しむ公演を行った。その昔、多くの日本の芸能は座敷遊びとして親しまれてきた。日本古典奇術もその一つである。当公演では、本来の和の雰囲気を大切にすることで、日本古典奇術の良さを引き出すねらいで行った。
出演:藤山大樹
演目:双つ引出し・柱抜き・紙片の曲・三段返し・金輪の曲・蝶のたはむれ
【藤山大樹】
日本古典奇術(手妻・和妻)の数少ない継承者。2010年に藤山新太郎に師事する。2014年にマジックのアジアチャンピオンになり、2015年にマジック界のオリンピックと称される世界大会「FISM(フィズム)」にて5位に選ばれる。 2019年には芸能分野で権威とされる文化庁芸術祭において「新人賞」を受賞。 「伝統の新しい形」をテーマに繰り広げられるパフォーマンスは世界中で注目されている。
藤山大樹
info@japanesemagic.jp
玉ひで「吉祥の間」(東京都中央区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。