尺八音楽の未来を追及する《The Shakuhachi 5》による第3回定期公演。新曲委嘱(望月作品)、新曲公募(金田作品)、名曲の再演(廣瀬作品)、作品の発掘(新実・冷水作品)を主軸にプログラムを構成し、尺八の多様な表現とその可能性を改めて感じることの出来る公演となった。
1.冷水乃栄流「飛翔/追想」(2021)
2.新実徳英「風韻Ⅱ」(1988)
3.金田望「《コレオグラフィー》5本の尺八のための」(2022) ※公募曲/世界初演
4.武満 徹 「SONGS」より
5.廣瀬量平「アキ」(1969)
6.望月京「観音アナトミー」(2023)※委嘱曲/世界初演
【The Shakuhachi 5】
古典のみならず、現代の表現を求め活動を続ける5人、
小濱明人・川村葵山・黒田鈴尊・小湊昭尚・田嶋謙一が結成した超流派の尺八グループ。2020年に作曲家 藤倉大氏が手掛けたテレワーク作品「Longing from afar」を本人の指揮と共に収録し、動画を公開。これが実質的なデビューとなる。その後、「Shakuhachi Five」(藤倉大) 、「沙羅双樹」(西村朗)、「観音アナトミー」(望月京)を委嘱初演した。
The Shakuhachi 5
theshakuhachi5@gmail.com
公演:すみだトリフォニー小ホール
(東京都墨田区)
配信:ツイキャス