近年の、動画サイトにおける倍速再生機能や、SNS等でのいわゆるショート動画の登場は、これからの音楽のあり方に大きな影響を与えることになるであろうと考える。この加速化する世の中における次世代の音楽をテーマに、現代に生きる作曲家（金田望、木下正道、中嶋達郎、波立裕矢、藤川大晃）に新曲の委嘱を行い、4曲のフルートとエレクトロニクスのための新作と1曲のフルートとソプラノのための改訂初演楽曲を演奏した。フルートは村上聖、ソプラノは豊谷紗帆が務めた。
【村上聖】
山形大学地域教育文化学部音楽芸術コース卒業、 国立音楽大学大学院音楽研究科修士課程フルート専攻修了。 これまでにフルートを菅原寿恵、佐久間由美子、吉岡次郎の各氏に師事。ウィーン国立音楽大学マスタークラスにてバーバラ・ギスラー＝ハーゼ氏のクラスを受講しディプロマを取得。 第22回長江杯国際音楽コンクール一般部門第1位。テレビCMの音源収録や訪問、式場演奏などで活躍。自身主催の現代音楽の公演を精力的に行う。
村上聖
seira.murakami@gmail.com
サンパール荒川（東京都荒川区）
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