『音楽ではなく、音から考える。』
クラシック音楽の世界で「ニセモノ扱い」されている電子ピアノ(デジタルピアノ)をコンサート用の楽器として取り扱う挑戦的企画。デジタルピアノ2台を配置し、プロの音響制作・舞台・照明を取り入れ、20世紀のピアノ作品を上演。
事前の「公開リハーサル」にて、電子ピアノ専門店の社長とともに、聴きどころや電子楽器の可能性について対話。
<プログラム>
グスターヴ・ホルスト
組曲『惑星』作品32-4《木星》-1914
モーリス・ラヴェル
《ソナチネ》-1905
小杉武久
《DISTANCE FOR PIANO》-1965(revised,2005)
スティーヴ・ライヒ
《ピアノ・フェイズ》-1967
クロード・ドビュッシー
《白と黒で》-1915
デジタルピアノ:本荘悠亜、横山博
音響:井上揚介
舞台:福田真太郎
照明:植村真
映像:まがたまCinema
写真:金子良
協力:オフィス・ゼロ
後援:一般社団法人全日本ピアノ指導者協会
【本荘悠亜】
1995年生まれ。滋賀県出身。灘高校を経て、東京大学文学部にて、演奏行為論を研究。論文《テクノロジーによるスキルの代替が音楽演奏の定義に及ぼす哲学的問題―ゴドロヴィッチの演奏論を中心に―》を執筆し次席で卒業。桐朋学園大学院大学音楽研究科演奏研究専攻ピアノ科修士課程修了。研究業績に対して同大学院大学奨学金を2年連続授与された。学内オーディションに合格し、チャイコフスキー《ピアノ協奏曲第1番》を桐朋アカデミーオーケストラと共演。《新垣隆×QREHA Strings》など自主企画による演奏会は好評を博す。これまでに岡田博美、鶴見彩、高橋いつき、黒木洋平の各氏に師事。
本荘悠亜
ピアニスト
homzef1202@gmail.com
中目黒GTプラザホール(東京都目黒区)