アーツカウンシル東京の事業

青の形

  • 団体名 : シビラ・パトリチア
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年個人
  • 分野 : 美術・映像

事業概要

緑濃き日本の島、四国。100年以上続いてきた藍染の伝統が消滅の危機にある。藍染アートの第一線で活躍する二人の藍染め職人、渡邉と加藤が、内なる旅に出発する。ひとりは、藍の色合いの持つ意味の発見、もうひとりは、自分の色覚喪失と向き合いながら、日本の四季の移ろいに合わせた藍の収穫、発酵、染織という藍染のアートを探索する。二人の生き方を織り込みながら、藍の色を形作る感情的、物理的な変化を明らかにしていく。

シビラ・パトリチア監督の受賞歴あるドキュメンタリー映画『青の形』では、ドキュメンタリー映画製作と芸術的表現を融合させながら、二人の職人を通じて人生における色の意味を探求している。
このドキュメンタリー短編映画は2024年3月に期間限定のオンライン上映が行われた。

プロフィール

【シビラ・パトリチア】
東京を拠点とするエミー賞受賞の映像作家・写真家である。
2022年、シビラ・パトリチアは、エミー賞を受賞したVICE Newsのドキュメンタリー『The Dark Side of Manga』を撮影した。日本の古代の藍染めの芸術についての映画である『青の形』は、東京ドックス2023で最優秀企画賞、Sunny Side of the Docs賞、およびDocedge Kolkata賞を受賞した。日本社会における月経への偏見を描いたドキュメンタリー「生理というタブー」は、Tokyo Docsで優秀作品賞を受賞し、Ji.hlava国際ドキュメンタリー映画祭でプレミア上映された。

お問い合わせ

監督・プロデューサー
シビラ・パトリチア
studio@sybillapatrizia.com

実施場所

オンライン


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。