「蠢」は、上竹真菜美と林修平のキュレーションのもと、飯島暉子、上竹真菜美、林修平、宮崎竜成、八幡亜樹、大和楓の6名の作家が参加した。会期は2024年6月17日から27日まで、東京造形大学内のCSLABにて開催された。期間中、参加作家の宮崎および今尾拓真のアーティストユニット「with Rhythms」によるワークショップや、kasane vavzedによるDJイベントも実施された。本展は、集団に属しながらも個人の意思を貫くことを可能とする「空間」の必要性を提起し、社会における個人の在り方を問いかけた。
【上竹真菜美】
2018年、東京藝術大学大学院美術研究科修了。在学中にロンドン芸術大学チェルシーカレッジに交換留学。2021〜2022年、ポーラ美術振興財団在外研修員としてクンストラーハウス・ベタニエン(ドイツ)に滞在。現在は東京を拠点に国内外に活動の場を広げる。主な展覧会に、「Vorbei ist nicht vorüber」(クンストラーハウス・ベタニエン、ベルリン、2022)、「Imagining Something Unknown」(デカメロン、東京、2022)などがある。
上竹真菜美
CSLAB(東京都八王子市)
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