「深夜に食べるカップ麺のような背徳的魅惑と畏怖との遭遇」をコンセプトに演劇をする団体、啓蒙ヌードルの1年ぶりとなる新作。天寿を全うした動物の肉を食べることが倫理的であるとされる近未来の日本を舞台に、『ロミオとジュリエット』の換骨奪胎物語を展開する。作・演出を齋野直陽が担当。出演者には安藤岳、五十里直子、大森創、小野瑞季、須藤留誠、平林和樹、廣瀬響乃、マサノブ、宮本伊織、森山太、依田永朔が名を連ねる。
【かえるフィクションず】
俳優の野村ちはる、DTPデザイナーの中嶋姫乃、劇作家の齋野直陽の3名の共同代表による演劇製作団体。「だれでも、いつでもかえってこれるようなフィクションの居場所づくり」がコンセプト。三人が都市に暮らし直線的時間を生きる中、村落共同体にとっての祭りがそうであるように、演劇公演の存在によって日々を循環的時間として捉え直すことで祝祭をもたらすことを目指す。
かえるフィクションず
王子小劇場(東京都北区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。