俳優2名、詩人1名、ピアノ即興演奏家1名による作品。亡くなった大叔母の家を片付けるための物語。21世紀の社会に現れる持ち主のいない空家。小さな話から世界に共感される不穏な気配を連想させる作品となった。現代にはどのような観客がいるか、誰が演技をしたいと思っているのかを研究テーマに国内外で作品を作り、生き延びていきたい。
作・演出:小原花
ピアノ・音響:榎政則
出演:松浦みる(青年団)/瀬尾さよ子(みずがし屋)/よしのももこ
舞台監督:原田香純
制作:飯塚なな子
照明オペレーション:徳重りこ
音響オペレーション:遠藤怜奈
照明協力:岩城保、三嶋聖子
チラシデザイン:内田聖良
【小原花】
東京都出身
演出家、フランス語講師。 文学座52期演技部研究生修了。白百合女子大学文学研究科フランス語フランス文学専攻修士課程を「フランス語教育における演劇教育の活用法」にて修了。2014年、「官民協働海外留学支援制度〜トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム〜」第一期派遣学生としてパリに留学し、2015年、多言語演劇『宣戦布告/Leurs Déclarations』(作・演出)にて海外公演を経験。帰国後は、演劇、トークイベントの演出助手をしつつ、都会の書き言葉を拾い上げた『言葉の氾濫』(構成・演出)など自身の作品も発表している。また、キッズコンサート、音楽鑑賞教室、演劇ワークショップと教育現場でも活動。2020年より、平田オリザ氏主宰劇団青年団の若手育成機関「江原河畔劇場演劇学校無隣館」に4期生として参加、その後、2021年入団。
Project OHANA
主宰
小原花
hana.ohara.projects@gmail.com
アトリエ春風舎(板橋区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。