アーツカウンシル東京の事業

離陸

  • 団体名 : サンプル
  • 区分 : 区分なし
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 演劇

事業概要

「境界を超える」ことをテーマに同性愛、性転換、再生医療、宗教など、現代を鋭く切り取る作品を発表し続ける松井周。
今作では振付家・ダンサーである伊藤キムを俳優として迎え、新作の三人芝居を創作する。
兄夫婦と弟は同じ家に住んでいる。
妻への不信感から兄は弟に「妻と二人きりで一泊してきてほしい」と願い出る。
そして、その間に起きたことを逐一報告するようにと。
夏目漱石の『行人』のシチュエーションを借りて、変化していく三角関係の行き着く果てを描く。

作・演出:松井周
出演:伊藤キム(GERO)、稲継美保、松井周

プロフィール

松井周(劇作家・演出家・俳優)の主宰する劇団。
松井が描く猥雑かつ神話的な世界の断片を、俳優とスタッフが継ぎ目なく奇妙にドライブさせていく作風は、同世代を中心に高い支持を得ている。『自慢の息子』(10年)で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。
2012年より越後妻有 大地の芸術祭に参加。小中学校の廃校でのインスタレーションおよび創作活動を継続的に行っており、「境界」を超えた取り組みでも注目されている。

お問い合わせ

サンプル
TEL:090-2903-8363(10:00~20:00)
FAX:03-6867-1786
e-mail:samplenet@gmail.com

実施場所

早稲田小劇場どらま館(東京都新宿区)