「ダンスを作るためのプラットフォーム」BONUSの主要事業は、テーマに基づき多様なジャンルの作家たちが映像でダンスを制作するプロジェクト〈連結クリエイション〉である。今回は「ニジンスキー「牧神の午後」を解釈して映像のダンスを制作してください」がテーマ。国内外で活躍する捩子ぴじん(舞踏家)、児玉画廊所属の俊英・高田冬彦(美術家)、若き女性演劇の旗手・市原佐都子(劇作家)に上記のテーマに取り組んでもらう。また、Aokidにダンスを踊ってもらい、山内祥太にレクチャー用の映像を制作してもらう。トークのゲストに会田誠、飴屋法水を招き、テーマに即した表現の問題を議論する。
【BONUS】
「ダンスを作るためのプラットフォーム」として設立。とくに映像でのダンス制作に力を入れ、劇場のみならずネット上でのクリエイティヴなコミュニケーションを創造する点が特色。また今回映像とパフォーマンス制作に参加するのは3人。捩子ぴじんは『モチベーション代行』でF/Tアワードを受賞、自作のみならず岡田利規作品に出演するなど客演も多い。劇団Qの市原佐都子は女性のいきづらさや性との関わりを丁寧に見つめる芝居で注目される存在。高田冬彦は自らが出演する映像表現で独自の存在感を放っている俊才。
BONUS
ディレクター
木村覚
e-mail:kimuras@fc.jwu.ac.jp
VACANT(東京都渋谷区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。