「芸術文化による社会支援助成」活動報告
アーツカウンシル東京では、平成27(2015)年度より、さまざまな社会環境にある人がともに参加し、個性を尊重し合いながら創造性を発揮することのできる芸術活動や、芸術文化の特性やアーティストが持つ力を活かして、さまざまな社会課題に取り組む活動を助成するプログラム「芸術文化による社会支援助成」を実施しています。
ここでは、助成対象活動を終了した団体による活動報告動画や活動報告会のレポートをお届けします。
NEW! 2025/07/17
【動画】演劇を通して社会参加をサポート!「Let’s try! プロジェクト in東京 若者演劇ワークショップ」有限会社劇団銅鑼
アーツカウンシル東京では、令和4年度より「芸術文化による社会支援助成」の支援を受けて事業を実施した団体の活動報告会を開催してきました。令和6年度からは、当助成プログラムの長期的な支援を受け、3年間の助成対象活動を終了した団体による活動報告動画をオンラインで公開しています。
今回は、生きづらさを抱える若者たちを対象に「仲間と共に舞台を創りあげる体験」を通して社会参加をサポートする有限会社劇団銅鑼の実践をご紹介します。事業を実施する過程で得た気づきや、参加した若者たちがどう変わったのかなど、ご関心のある皆様に広く知っていただき、ご参考にしていただければ幸いです。
有限会社劇団銅鑼
1972年劇団民藝出身者を中心に創立。劇団員約60名。“本当に人間らしく心豊かに生きるとは”をテーマに創作劇を中心に上演。東京都板橋区を拠点に全国から海外まで幅広く公演活動を続けている。“演劇の力を社会に生かす”ことを目的に様々な演劇ワークショップや、“劇場のバリアフリー化”を目指して、視覚障害者・聴覚障害者向け(手話通訳)のサービスを先進的に行っている。
http://www.gekidandora.com/
芸術文化による社会支援助成 助成実績
・令和3(2021)年度 第1期「Let’s try! プロジェクト in東京 若者演劇ワークショップ」
・令和4(2022)年度 第1期「Let’s try! プロジェクト in東京 若者演劇ワークショップ」
・令和5(2023)年度 第1期「Let’s try! プロジェクト in東京 若者演劇ワークショップ」
芸術文化による社会支援助成
さまざまな社会環境にある人が共に参加し、個性を尊重し合いながら創造性を発揮することのできる芸術活動や、芸術文化の特性を活かし社会や都市のさまざまな課題に取り組む活動を助成します。社会における芸術文化の新たな意義を提起し、あらゆる人に開かれた芸術のあり方を推進する先駆的な活動や、長期的視点を持ち着実に課題解決に資する活動の支援を目的とします。