2014年より福島県会津地方の北西部に位置するエリアを中心に始まった「森のはこ舟アートプロジェクト」 。3年間の活動を振り返り、 未来につなげていくための語りの場です
福島県会津地方の中山間地域は、豊かな自然に恵まれる一方で過疎化や産業の衰退に直面しています。私たちがこの地で展開してきた「森のはこ舟アートプロジェクト」は、アートによりそれらの問題に光をあて、失われつつある森林文化の価値を再確認すべく活動を行ってきました。3年間の舟旅の中で私たちが何を発見し、どんな未来への可能性を見出したのか。 その答えにともに向き合ってみませんか?
森のはこ舟アートプロジェクトとは
2014年より福島県会津地方の北西部に位置する喜多方市、 西会津町、 三島町を中心として始まったアートプロジェクト。 美しい自然と人々が愛しみ育ててきた豊かな森林文化をテーマとした作品制作やワークショップを展開し、未来に向かう福島のイメージの創造を目指して北塩原村、猪苗代町、 南相馬市でも活動へも活動エリアを拡げました。 2016年度末、 3年間にわたる活動を終了します。
第1部
「はこ舟の旅 -3年間の活動-」(13:00~15:00)
森のはこ舟アートプロジェクトの開催地となった喜多方市、西会津町、三島町、北塩原村、猪苗代町、南相馬市の事業成果について各地の担当者がパネリストとなって発表を行い、その後フリートークを行います。
パネリスト:
喜多方市/須藤亜貴(キタ美実行委員会)
西会津町/矢部佳宏(西会津国際芸術村)
三島町/三澤真也(一般社団法人 地域づくりのアトリエ ソコカシコ)
北塩原村/赤木進二(北塩原村地域おこし協力隊)
猪苗代町/岡部兼芳(はじまリの美術館)
南相馬市/遠藤和輝(特定非営利活動法人ふくしまアートネットワーク)
聞き手:
伊藤達矢(森のはこ舟アートプロジェクトディレクター)
第2部
トークセッション「かかわりのたねの育て方」(15:10~16:30)
地域でアートプロジェクトを進めていく際、住民の協力は不可欠なもの。いかにして彼らと信頼関係を築き、参加してもらうかはプロジェクト自体の成功に大きく関わってきます。地域住民とアートが繋がるためには何が必要なのか、その本質を掘り下げます。
ゲスト:
山出淳也 (NPO 法人BEPPU PROJECT 代表理事/アーティスト)
赤坂憲雄 (福島県立博物館館長/「森のはこ舟アートプロジェクト」実行委員会委員長)
無料(申込不要)
50名
森のはこ舟アートプロジェクト実行委員会事務局
TEL:090-5357-3381(遠藤)
E-mail:info@morinohakobune.jp
アーツカウンシル東京ROOM302
(東京都千代田区外神田6-11-14 [3331 Arts Chiyoda 3F])