アーツカウンシル東京の事業

東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業

「東京緊急対策 2011」の一環として開始した、東京都と共催し、被災地域のコミュニティに対して、現地の団体と協働してアートプログラムを実施する事業です。現地のアートNPO等の団体やコーディネーターと連携し、地域の多様な文化環境の復興を支援します。被災地域のコミュニティを再興するため、様々な分野の人々との交流プロセスを重視したアートプログラムや、その実施を支える仕組みづくりを行います。平成28年度は岩手県、宮城県、福島県の3県で以下の10プロジェクトを実施予定です。

岩手県

  • ぐるぐるミックス in 釜石
  • ノコノコスコープ in 釜石・大槌(仮)
  • 釜石アート支援プログラム「とうほくのこよみのよぶね」

宮城県

福島県(福島藝術計画×Art Support Tohoku-Tokyo

※プログラムの名称等は変更の可能性があります。

ドキュメント「6年目の風景をきく 東北に生きる人々と重ねた月日」

「東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業(Art Support Tohoku-Tokyo)」の5年間の活動の成果として、現地でのパートナーとなった7名のインタビューを掲載しています。インタビューでは、本事業との関わりのみならず、震災前後の生活や価値観の変化にも触れています。東日本大震災の経験に学び、これからの芸術文化活動に活かすための視点が収録されています。

本書は以下よりPDFにてダウンロード可能です。
6年目の風景をきく 東北に生きる人々と重ねた月日

※ 郵送をご希望の方はこちらのフォームよりお申し込みください。


目次

はじめに

岩手県釜石市 川原康信(NPO法人@リアスNPOサポートセンター 理事)
note1 その土地に生きるリアリティ
data1 釜石市、東日本大震災から5年の歩み

宮城県仙台市
八巻寿文(せんだい3.11メモリアル交流館 館長)
note2 東北から思考する

宮城県大河原町
水戸雅彦(えずこホール 館長)
note3 境界を越えて動く
data2 震災直後、宮城の演劇人の動き

福島県会津若松市
小林めぐみ(福島県立博物館 学芸員)
note4 文化の種を蒔き、芽を育む

川延安直(福島県立博物館 学芸員)
note5 博物館から、アートに賭ける
data3 会津から「福島」への広がり

福島県西会津町
伊藤和子+三瓶たか(NPO西会津ローカルフレンズ)
note6 あっけらかんとした強かさ

おわりに 自分の歩幅で当事者になっていくこと

「Art Support Tohoku-Tokyo」開催記録2011-2015


著者:佐藤李青、嘉原妙(アーツカウンシル東京)
編集:川村庸子、小野民
デザイン:三木俊一(文京図案室)
写真:山下隆博
印刷:吉原印刷株式会社
監修:森司(アーツカウンシル東京)

発行日:平成28年9月30日
発行:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

お問い合わせ

アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
事業推進室事業調整課事業調整係
TEL:03-6256-8435(平日10:00~18:00)
E-mail:info-ap@artscouncil-tokyo.jp

開催場所

東北(岩手県、宮城県、福島県)

クレジット

共催
特定非営利活動法人いわて連携復興センター、つながる湾プロジェクト運営委員会、えずこ芸術のまち創造実行委員会、福島県、森のはこ舟アートプロジェクト実行委員会、特定非営利活動法人Wunder ground

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