複数の作家が福島に取材し書いた戯曲を、いかに現在の「出来事」として劇場に立ち上げるのか。ごくシンプルな空間で、俳優の身体のみを使い、各エピソードにつき一度きりの上演に挑戦したマレビトの会『福島を上演する』が、昨年に引き続き、フェスティバル/トーキョーに登場する。前身となった『長崎を上演する』(2013−16) と同様、歴史に回収されるのではない、日常の時間に潜むドラマを採集、舞台化する本プロジェクト。2年目となる今回は、これまで福島市内に限定していた取材範囲を県内全域まで拡大、場所や時間、登場人物はもちろん、戯曲のスタイルまでさまざまに異なる戯曲の連続上演を通じ、より多面的な福島の姿を浮かび上がらせる。全12回にわたる公演に登場するエピソードの一つひとつは、とらえどころのない、過ぎ去っていく時間の断片にも思えるだろう。だが、眼前に現れては消えるその風景の連続には、福島の「いま」が、確かに映し込まれているはずだ。
上演に関するお知らせ
・本作品は1公演につき、複数の書き手(アイダミツル、神谷圭介、草野なつか、島崇、高橋知由、松田正隆、三宅一平、山田咲)による複数の戯曲で構成されています。
・12公演全体で1つの作品というコンセプトのもと、各回、上演される戯曲・構成が異なります。
・上演される戯曲・構成は、こちらで発表しています。
上演時間:約60~80分
言語:日本語上演
2017年10月7日(土)16:00/19:30
2017年10月8日(日)14:00/17:30 ★
2017年10月9日(月・祝)14:00/17:30
2017年10月10日(火)休演
2017年10月11日(水)休演
2017年10月12日(木)19:30
2017年10月13日(金)19:30 ★
2017年10月14日(土)16:00/19:30 ★
2017年10月15日(日)14:00/17:30
★:終演後、ポスト・パフォーマンストークあり
※10月8日(日)17:30の回のみ英語字幕あり
受付開始は開演の60分前、開場は15分前
作:アイダミツル、神谷圭介、草野なつか、島崇、高橋知由、松田正隆、三宅一平、山田咲
演出:寺内七瀬、福井裕孝、松田正隆、三宅一平、山田咲
出演:アイダミツル、生実慧、石渡愛、加藤幹人、上村梓、桐澤千晶、佐藤小実季、島崇、田中夢、西山真来、野澤優、濱野信太郎、松尾元、松村珠美、山科圭太、弓井茉那、?澤慎吾
技術監督:寅川英司
舞台監督:岸京子
照明:シバタユキエ
照明原案:木藤歩
照明操作:片田好美
宣伝美術:相模友士郎
宣伝写真:笹岡啓子
翻訳:上野円
記録写真:西野正将
記録映像:遠藤幹大
制作:中村みなみ、石本秀一(マレビトの会)、三竿文乃(フェスティバル/トーキョー)
制作協力:森真理子、吉田雄一郎(マレビトの会)
インターン:石川優、薄井理美、栗山なつみ
フロント運営:滝沢麻衣
プログラム・コーディネート:横堀応彦(フェスティバル/トーキョー)
協力:城崎国際アートセンタ一(豊岡市)、Integrated Dance Company 響-Kyo、岡村本舗、青年団、テニスコート、トキエンタテインメント、レトル
企画:マレビトの会
主催:フェスティバル/トーキョー、一般社団法人マレビト
一般前売開始:2017年8月27日(日)10:00より
先行割引販売:2017年8月23日(水)10:00~26日(土)19:00※4日間限定で、一般前売料金から約30%OFF。枚数限定
一般前売:自由席(整理番号つき)3,000円(当日+500円)
先行割引:2,100円
5演目セット:2,400円
3演目セット:2,600円
1日セット券:5,000円
学生:2,000円
※当日券共通。当日受付で要学生証提
高校生以下:1,000円
※当日券共通。当日受付で要学生証または年齢確認可能な証明書の提示
チケット購入方法
・F/Tチケットセンター
TEL:03-5961-5209 (12:00~19:00、8月23日、8月27日のみ10:00より受付)
※会期中無休、8月28日~9月29日の期間は土・日・祝定休
オンライン予約:フェスティバル/トーキョー公式サイトよりご予約ください。(24時間受付)
・東京芸術劇場ボックスオフィス
・チケットぴあ
・カンフェティ
・としまチケットセンター
フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局
〒171-0031 東京都豊島区目白5-24-12 旧真和中学校4F
TEL:03-5961-5202
FAX:03-5961-5207
E-mail:toiawase@festival-tokyo.jp
2017年10月7日(土)~15日(日)
休演日:2017年10月10日(火)、11日(水)