イスラエルで活躍する女優で人権活動家でもあるイナト・ヴァイツマンの作・演出、『羅生門|藪の中』(F/T14)でも来日したパレスチナの劇団、アルカサバ・シアターの主宰ジョージ・イブラヒムの主演で、昨年初演された話題作が、早くも東京に上陸する。
舞台は、イスラエル当局に破壊された家屋を調査するパレスチナ人鑑定士の事務所。事例ごとに並べられたファイルが、一つひとつ、ひっくり返されていく。被害時の状況や調査でのやりとり……俳優たちが入れ替わり立ち替わり、時にはユーモアさえ交えて再現するのは、どれも実際に起こった出来事だ。数々の破壊行為の惨状は、本国(アッコ演劇祭)での初演時にも大きな反響を巻き起こし、台本をめぐる文化省の事前検閲との攻防も話題を呼んだ。
劇が進行するにつれ、舞台面に広がり、積み重なっていく資料=瓦礫の山。かつて考古学を志した鑑定士の目に映る荒廃に、私たちはどんな暮らしや文化の痕跡、歴史を見出すだろうか。
上演時間:60分
言語:アラビア語(一部ヘブライ語)上演/日本語字幕
2017年10月27日(金)19:30 ☆
2017年10月28日(土)19:30 ☆
2017年10月29日(日)14:00 ☆★
☆:プレ・パフォーマンストークあり。
★:終演後、ポストパフォーマンストークあり。公演チケットをお持ちの方は、日時を問わず入場可。
作・演出:イナト・ヴァイツマン
キャスト:ジョージ・イブラヒム、ガッサーン・アシュカル、アムジャド・バドル、レベッカ・タルハミー
テキスト監修:エヤル・ヴァイツマン
翻訳(ヘブライ語・アラビア語):アブドゥッラフマーン・ナートゥール
舞台監督:タマーラ・ハバシュ
照明オペレーター:アミール・カストロ
ドラマトゥルク:アヴネル・ベン=アモス
照明デザイン:イヤース・ナートゥール
音楽:スレイマン・ファラジュ
美術・衣裳デザイン:サリーム・シハーデ
字幕オペレーター:ハンナ・ハバシュ
プロデューサー:ナアナア・トゥラーウブ
<東京公演>
技術監督:寅川英司
技術監督助手:河野千鶴
舞台監督:小川浩平
演出部:福澤汐莉
美術コーディネート:中村友美
小道具:小山内ひかり
照明コーディネート:木下尚己(株式会社ファクター)
音響コーディネート:相川晶(有限会社サウンドウィーズ)
字幕:横尾優美子
翻訳・テクニカル通訳:渡辺真帆
宣伝美術:阿部太一(GOKIGEN)
記録写真:青木司
記録映像:株式会社彩高堂「西池袋映像」
制作:十万亜紀子(フェスティバル/トーキョー)
制作助手・フロント運営:菅井新菜
インターン:梅村真由、栄卓然、西菜津子、西本彩乃、堀越琴乃
プログラム・コーディネート:渡辺真帆
主催:フェスティバル/トーキョー
一般前売開始:2017年8月27日(日)10:00より
先行割引販売:2017年8月23日(水)10:00~26日(土)19:00※4日間限定で、一般前売料金から約30%OFF。枚数限定
一般前売:全席指定 4,000円(当日+500円)
先行割引:2,800円
5演目セット:3,200円
3演目セット:3,400円
学生:2,600円
※当日券共通。当日受付で要学生証提
高校生以下:1,000円
※当日券共通。当日受付で要学生証または年齢確認可能な証明書の提示
チケット購入方法
・F/Tチケットセンター
TEL:03-5961-5209 (12:00~19:00、8月23日、8月27日のみ10:00より受付)
※会期中無休、8月28日~9月29日の期間は土・日・祝定休
オンライン予約:フェスティバル/トーキョー公式サイトよりご予約ください。(24時間受付)
・東京芸術劇場ボックスオフィス
・チケットぴあ
・カンフェティ
・としまチケットセンター
フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局
〒171-0031 東京都豊島区目白5-24-12 旧真和中学校4F
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FAX:03-5961-5207
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