アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

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UENOYES バルーンDAYS #3

ジャンル:
  • 美術・映像 ,
  • アートプロジェクト ,
  • 講座・シンポジウム ,
  • その他

目を向ける。耳を澄ます。想像する。

3回目となる今回は、『目を向ける。耳を澄ます。想像する。』をテーマに、海外アーティスト2組と国内アーティスト3名が、上野の歴史・文化資源などを独自の視点から探求し、作品を制作・発表をします。
国内で近年活躍が目覚ましい和田昌宏と地主麻衣子はそれぞれ新作の映像作品を上野で撮り下ろして上映、また小沢剛は新規プロジェクト「リサーチラボ不完全」を谷中で展開、そしてPost-Museum(シンガポール在住)の「上野ケアクラブ」やマーク・サルヴァトゥス(フィリピン在住)によるサウンドインスタレーションなど、上野や周辺地域との関連性の高い新作作品を展開します。

当日の各プログラムの変更・中止等最新情報は公式ウェブサイトにてご案内いたします。

シンガポール在住アーティストPost-Museumによる「上野ケアクラブ(Ueno Care Club)」

さまざまな分野のレクチャーやワークショップを通して、他者を尊重し一人一人を気にかける社会の実践の場をつくるアートプロジェクトを始動。多様な生き方を知り、他者と繋がる方法を学ぶワークショップを複数開催する。

日時:2019年2月22日(金)~24日(日)10:00~17:00
場所:東京文化会館4階会議室および上野恩賜公園内 ほか

【アーティスト】
Post-Museum
シンガポール在住のJennifer TeoとWoon Tien Weiを中心に活動する、アーティストグループ。社会問題を主軸に、アートを通し人と人とを繋ぐ場づくりのために様々な企画を実施している。世界各国で実施される、金銭を介さないフリーマーケット「Really Really Free Market」をシンガポールで始動、各月で実施。その他にもコミュニティやネットワーク形成に繋がる活動を継続的に実施している。

マニラ在住のアーティスト マーク・サルヴァトゥスによる作品発表

アーティスト自身が直面した移民やハーフの問題から、東京で働く同じようなバックグラウンドをもつ人々の口笛を収集した作品を発表。

サウンドインスタレーション『Whistles』
日時:2019年2月22日(金)~24日(日)10:00~17:00
場所:上野恩賜公園内

『Drawings』
日時:2019年2月22日(金)~24日(日)10:00~17:00
場所:東京文化会館横(国立西洋美術館側)

【アーティスト】
マーク・サルヴァトゥス
1980年フィリピン・ラクバン生まれ、マニラ在住。マニラのセント・トーマス大学美術デザイン学部で広告美術を学ぶ。これまで、シャルジャ芸術財団、光州ビエンナーレPCANパビリオン(2018)、国立現代美術館ソウル館、森美術館、ヴェネツィア建築ビエンナーレ・フィリピン館(2016)、SONSBEEK International(オランダ・アーネム)(2016)など、様々な展覧会場で作品を発表。

和田昌宏によるSF映画「名前が浮かばない」

上野を新たな視点で辿るドキュメンタリーとフィクションを交えた新作SF映画を発表。

日時:2019年2月22日(金)~24日(日)10:00~、11:00~、12:00~、13:00~、14:00~、15:00~、16:00~(各30分程度)
場所:国立科学博物館 日本館2F講堂 ※入場には常設企画展入場料が必要になります。

【アーティスト】
和田昌宏
1977年東京都生まれ。多摩美術大学中退。自身が置かれている身の回りの生活環境や人物、展示場所に関係する人物や風土・風景などに反応しながら、サイトスペシフィックな彫刻やインスタレーション、映像を制作している。「国立奥多摩美術館」や「Ongoing Collective」など、オルタナティブスペースやアーティストコレクティブの活動にも関わっている。主な展覧会に「Asian Art Award 2018」(寺田倉庫、2018)、「奥能登国際芸術祭2017」(奥能登口伝資料館、2017)、「国立奥多摩映画館」(国立奥多摩美術館、2016)などがある。

地主麻衣子によるドキュメンタリー映像「わたしたちは(死んだら)どこへ行くのか」

上野で暮らす人を含む、多様な文化・宗教をもつすべての人々が最後に迎える「死」をテーマにした映像作品の上映。

日時:2019年2月22日(金)~24日(日)10:00~17:00(ループ再生)
場所:市田邸(東京都台東区上野桜木1-6-2)

チラシに記載の【地主麻衣子によるドキュメンタリー映像「わたしたちは(死んだら)どこへ行くのか」】のトークイベントの開催時間が下記のとおり変更になりました。
(変更前)2月24日(日)16:00~17:00
(変更後)2月24日(日)15:30~17:00

【アーティスト】
地主麻衣子
1984年神奈川県生まれ。多摩美術大学絵画専攻修了。個人的な物語をテーマとしたドローイングや小説の制作から発展し、映像、インスタレーション、パフォーマンスなどを総合的に組み合わせた「新しい種類の文学」を創作する。主な個展に「欲望の音」(HAGIWARA PROJECTS、東京、2018)「53丁目のシルバーファクトリー」(Art Center Ongoing、東京、2018)。主なグループ展に「黄金町バザール2017」(黄金町エリア、神奈川、2017)「Unusualness Makes Sense」(チェンマイ大学アートセンター、チェンマイ、2016)。主なパフォーマンスに「欲望の音」(Western Front、バンクーバー、2017)など。

小沢剛とタイニイハウスアートセンター研究員によるプロジェクト

「タイニイハウスアートセンター」の成果報告展覧会
谷中の旧谷邸を拠点としてリサーチチームを立ち上げ、谷中界隈で日本の芸術を支えてきた人々や技術に関するリサーチを開始。これまで谷中で起きた展覧会とこれから起きそうな展覧会を併せて展示する。

日時:2019年2月22日(金)~24日(日)10:00~17:00
場所:旧谷邸(東京都台東区谷中6-1-4)

【アーティスト】
小沢剛
1965年東京生まれ。東京芸術大学在学中から、風景の中に自作の地蔵を建立し、写真に収める《地蔵建立》開始。93年から牛乳箱を用いた超小型移動式ギャラリー《なすび画廊》や《相談芸術》を開始。99年には日本美術史の名作を醤油でリメイクした《醤油画資料館》を制作。2001年より女性が野菜で出来た武器を持つポートレート写真のシリーズ《ベジタブル・ウェポン》を制作。2004年に個展「同時に答えろYesとNo!」(森美術館)、09年に個展「透明ランナーは走りつづける」(広島市現代美術館)を開催。

タイニイハウスアートセンター研究員
田郷美沙子、露木春那、坂香織、パク・サンヒョン、廣瀬祥大、小林萌寧、向坊衣代

アーティストトーク「この時代の芸術」

ARTS TIME PROJECTディレクターと共に本イベントや作品について語ります。

日時:2019年2月24日(日)13:00~15:00
場所:黒田記念館 セミナー室(東京都台東区上野公園13-9)
登壇者:UENOYES バルーンDAYS #3参加アーティスト、小川希(ARTS TIME PROJECTディレクター)

上野スタディーズ報告会「作品制作におけるリサーチの可能性について語る」

アーティストや研究者たちが、上野スタディーズの一年間を振り返り、成果を報告するフォーラムを開催します。

日時:2019年2月22日(金)18:00~20:00
場所:黒田記念館 セミナー室(東京都台東区上野公園13-9)
登壇者:住友文彦(上野スタディーズディレクター)、UENOYES参加アーティスト ほか

参加費

無料(一部、展示施設への入場料が必要)


託児サービス
日程:2019年2月22日(金)~24日(日)12:30~15:30
場所:東京国立博物館 正門プラザ内託児室
対象:生後3ヶ月~未就学児(UENOYES バルーンDAYS #3来場者、上野公園内の各文化施設来館者)
利用料:無料
申し込み:事前予約制。先着順。下記まで電話にてご予約ください。
イベント託児・マザーズ TEL:0120-788-222

お問い合わせ

上野文化の杜新構想実行委員会事務局
TEL:03-5834-2396

開催場所

上野恩賜公園、国立科学博物館、東京文化会館、黒田記念館、市田邸、旧谷邸、谷中界隈 ほか

チラシ

クレジット

主催
上野「文化の杜」新構想実行委員会、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)