アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

3つの航路

ジャンル:
  • アートプロジェクト ,
  • その他

日本におけるアートプロジェクトはどのように社会と応答してきたのか。そのなりたちを知る。

長きにわたり様々なアートプロジェクトを牽引し、独自の航路を切り開いてきた3名のゲストを迎え、その活動について伺います。活動を始めたときの時代背景やモチベーション、活動の中で見えてきた変化や現在地など、それぞれの航路を紐解きながら、これからの社会とアートプロジェクトの形を考えます。

3つの航路

「アートは赤ちゃんだ」
ゲスト:北川フラム(アートフロントギャラリー主宰)
[2023年10月4日(水)公開]


「今生まれつつあるものと共に」
ゲスト:小池一子(クリエイティブ・ディレクター)
[2023年10月11日(水)公開]


「世界に開かれた窓としての芸術祭」
ゲスト:南條史生(キュレーター/美術評論家)
[2023年10月18日(水)公開]

ゲストプロフィール(公開順)


北川フラム(アートフロントギャラリー主宰)
1946年新潟県高田市(現上越市)生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。アートフロントギャラリー代表。主なプロデュースとして、「アントニオ・ガウディ展」(1978~1979年)、アパルトヘイトに反対する動きを草の根的に展開した「アパルトヘイト否!国際美術展」(1988~1990年)、米軍基地跡地を文化の街に変えた「ファーレ立川アートプロジェクト」(1994年)等がある。地域づくりの実践として、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(2000年~)、「瀬戸内国際芸術祭」(2010年~)「奥能登国際芸術祭」(2017年~)などで総合ディレクターをつとめる。フランス、ポーランド、オーストラリアから勲章を受勲。2016年紫綬褒章、2017年度朝日賞、2018年度文化功労者、2019年度イーハトーブ賞他を受賞。

 撮影:広川泰士
小池一子(クリエイティブ・ディレクター)
1936年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。1980年「無印良品」創業に携わり、以来アドバイザリー・ボードを務める。1983年にオルタナティブ・スペース「佐賀町エキジビット・スペース」を創設・主宰し、多くの現代美術家を国内外に紹介(~2000年)。主な展覧会の企画・ディレクションとして、『現代衣服の源流展』(京都国立近代美術館、1975年)、ヴェネチア・ビエンナーレ第7回国際建築展日本館「少女都市」(2000年)、『オルタナティブ! 小池一子展 アートとデザインのやわらかな運動』(3331 Arts Chiyoda、2022年)など。十和田市現代美術館館長(2016~2020年)、東京ビエンナーレ2020/2021 総合ディレクター(2021年)、武蔵野美術大学名誉教授(2006年〜)、令和4年度文化功労者。


南條史生(キュレーター/美術評論家)
1949年東京生まれ。1972年慶應義塾大学経済学部、1977年文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。1978~1986年国際交流基金を経て1986~1990年ICAナゴヤディレクター。1990年ナンジョウアンドアソシエイツ株式会社(現 エヌ・アンド・エー株式会社)設立。2002年森美術館開設に副館⻑として参画。2006年11月~2019年同館館⻑、2020年より特別顧問。同年より十和田市現代美術館総合アドバイザー、弘前れんが倉庫美術館特別館⻑補佐、2023年5月よりアーツ前橋特別館⻑。ヴェニス・ビエンナーレ日本館(1997年)や横浜トリエンナーレ(2001年)、シンガポール・ビエンナーレ(2006年、2008年)アーティスティック・ディレクター等、国際的な展覧会のディレクター等を歴任。

ナビゲーター


芹沢高志(P3 art and environment 統括ディレクター)
1951年東京生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。1989年にP3 art and environmentを開設。1999年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開している。
帯広競馬場で開かれたとかち国際現代アート展『デメーテル』の総合ディレクター(2002年)、アサヒ・アート・フェスティバル事務局長(2003~2016年)、横浜トリエンナーレ2005 キュレーター、別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』総合ディレクター(2009年、2012年、2015年)、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)センター長(2012~2021年)、さいたまトリエンナーレ2016ディレクター、さいたま国際芸術祭2020参与を歴任。さいたま国際芸術祭2023プロデューサー。

配信

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事業部事業調整課事業調整係 TARL事務局
TEL:03-6256-8435(平日10:00~18:00)
E-mail:tarl@artscouncil-tokyo.jp

クレジット

主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
企画運営
P3 art and environment