アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

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演習|自分のアートプロジェクトをつくる

ジャンル:
  • アートプロジェクト ,
  • その他

自分のなかから生まれる問いをつかまえ、アートプロジェクトをつくる力を身につける

アートプロジェクトの立ち上げやディレクションに関心のある方を対象に、ゼミ形式の演習を行います。状況に対してどのような問題意識をもち、どのようにアクションしていけるのかを、ゲストやナビゲーターとのディスカッション、参加者同士のワークを通して深めます。演習の中で自身の経験や視点を共有していただくゲストは、嘉原妙(アートマネージャー/アートディレクター)、尾中俊介(グラフィックデザイナー/詩人)、小田香(映画作家)。自分のなかから生まれる問いをつかまえ、アートプロジェクトを構想し、動かしていくための力を身につけます。

スケジュール

2023年9月30日(土)13:00~17:30
第1回 イントロダクションと自己紹介
・イントロダクション
・「新たな航路を切り開く」というテーマについて(芹沢高志、森司)
・自己紹介

2023年10月14日(土)13:00~17:30
第2回 レクチャーとディスカッション
・アートプロジェクトの考え方についてのレクチャー
・ディスカッション

2023年10月28日(土)13:00~17:30
第3回 プレゼンテーションとディスカッション
・嘉原妙によるプレゼンテーション
・ディスカッション

2023年11月11日(土)13:00~17:30
第4回 プレゼンテーションとディスカッション
・尾中俊介によるプレゼンテーション
・ディスカッション

2023年12月2日(土)13:00~17:30
第5回 中間発表
・構想中のプロジェクトの中間プレゼンテーション
・フィードバック/ディスカッション
・プロジェクトを深める

2023年12月16日(土)13:00~17:30
第6回 プレゼンテーションとディスカッション
・小田香によるプレゼンテーション
・ディスカッション

2024年1月13日(土)13:00~17:30
第7回 ディスカッション
・構想中のプロジェクトについてディスカッション
・最終発表へ向け準備

2024年1月27日(土)/28日(日)ともに13:00~18:00
第8回 最終発表
・自分のアートプロジェクトをプレゼンテーション
・講評(芹沢高志、森司)
・これからのアートプロジェクトについてディスカッション

参加費

32,000円/全8回

定員

14名
※書類選考・面接があります。

申込方法

こちらの申込フォームよりお申込みください。

申込締切
2023年7月24日(月)13:00まで

注意事項
※日程、内容は変更となる場合があります。
※入金後、参加キャンセルによる返金には応じられません。
※お預かりした個人情報は、本事業の運営及びお知らせのみに使用します。
※演習中のやりとりはDiscordというコミュニケーションツールを使用します。PCもしくはスマートフォンをご用意ください。使用方法については演習初日にご説明します。
※実施中の写真や映像、レポート等の記録は、本事業の運営・広報等に使用します。

ゲスト


嘉原妙(アートマネージャー/アートディレクター)
1985年兵庫県生まれ。京都造形芸術大学卒業。大阪市立大学大学院創造都市研究科(都市政策学)修士課程修了。2010年秋よりNPO法人BEPPU PROJECTにて、地域をフィールドに様々なアートプロジェクトの運営に従事。2015年4月〜2022年3月まで、アーツカウンシル東京 プログラムオフィサーとして、東京都内および東北でのアートプロジェクトや人材育成事業に従事。現在は、宮島達男「時の海 – 東北」プロジェクトディレクター、女子美術大学・女子美術大学短期大学部 非常勤講師、「めとてラボ」プロジェクトマネージャーを務める。


尾中俊介(グラフィックデザイナー/詩人)
1975年山口県宇部市生まれ。福岡市在住。2007年に「Calamari Inc.」を田中慶二と設立。主に芸術関連の印刷物や書籍のデザインを手がける。近年の仕事に、志賀理江子『SHIGA Lieko』(TCAA)、菅野純『Planet Fukushima』(赤々舎)、『わたしは思い出す 11年間の育児日記を再読して』(AHA編|remo)、『飯山由貴「あなたの本当の家を探しにいく」』(東京都人権プラザ)など。『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』(AHA!編|武蔵野市立吉祥寺美術館)で第52回造本装幀コンクール東京都知事賞。詩集『CUL-DE-SAC』で第15回中原中也賞最終候補。実験的な造本の試みとして出版レーベル「pub」を運営。


小田香(映画作家)
1987年大阪府生まれ。2013年、映画監督のタル・ベーラが指揮する映画作家育成プログラムfilm.factoryに参加し、2016年に修了。ボスニア炭鉱を撮った長編第一作『鉱 ARAGANE』(2015年)が山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波部門にて特別賞を受賞し、各地の国際映画祭等で上映。『セノーテ』(2019年)にて第1回大島渚賞を受賞。絵画や映像インスタレーションの制作や展示にも取り組んでおり、展覧会やアートプロジェクト等にも参加している。2021年、第71回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

講評


森 司(アーツカウンシル東京 東京アートポイント計画 ディレクター) 
1960年愛知県生まれ。2009年より「東京アートポイント計画」を担い、ディレクターとしてNPO等との協働による街なかでのアートプロジェクトの企画運営を手掛ける。また、「東京都による芸術文化を活用する被災地支援事業(Art Support Tohoku-Tokyo)」、東京2020公認文化オリンピアード事業「東京キャラバン」「TURN」など様々な事業のディレクターを歴任。現在、「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」の推進役を担い、財団としてのアクセシビリティの向上にあたっている。公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 事業部 事業調整課長、女子美術大学特別招聘教授。

ナビゲーター


芹沢高志(P3 art and environment 統括ディレクター)
1951年東京生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。1989年にP3 art and environmentを開設。1999年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開している。
帯広競馬場で開かれたとかち国際現代アート展『デメーテル』の総合ディレクター(2002年)、アサヒ・アート・フェスティバル事務局長(2003~2016年)、横浜トリエンナーレ2005 キュレーター、別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』総合ディレクター(2009年、2012年、2015年)、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)センター長(2012~2021年)、さいたまトリエンナーレ2016ディレクター、さいたま国際芸術祭2020参与を歴任。さいたま国際芸術祭2023プロデューサー。

お問い合わせ

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
事業部事業調整課事業調整係 TARL事務局
TEL:03-6256-8435(平日10:00~18:00)
E-mail:tarl@artscouncil-tokyo.jp

開催場所

アーツカウンシル東京
(東京都 千代田区 九段北 4丁目 1-28九段ファーストプレイス5階)

クレジット

主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
企画運営
P3 art and environment