アーツカウンシル東京の事業

アートアクセスあだち 音まち千住の縁

平成24年度の足立区制80周年を契機に、足立区や東京藝術大学千住キャンパス(音楽環境創造科)、区内のまちづくりNPOとの連携のもと、地域のコミュニティ形成を目指すプロジェクトです。まちなかの担い手とともに「音」をテーマとしたプログラムを展開し、人と人、人と場所、人とアートの様々な「縁」を持続可能なものとします。

お問い合わせ

アートアクセスあだち 音まち千住の縁 事務局
〒120-0034 東京都足立区千住 5-13-5 学びピア21 7F
Tel: 03-6806-1740 /13:00~18:00(火曜、木曜除く)
Mail: info@aaa-senju.com

主催:東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京藝術大学音楽学部、特定非営利活動法人やるネ、足立区

足立区

イベント情報

大友良英「千住フライングオーケストラ 縁日」

3月21日、足立市場で大友良英プロデュースの一風変わった縁日を開催します。沢山のへんてこな屋台が出る中、千住フライングオーケストラが音の出る凧をあげたり、大友良英スペシャルビッグバンドの演奏があったり(もちろん“あまちゃん”もやります)、他にもいろいろあります。いろいろやります。春の一日、大人から子供まで、のんびりゆる~くちょっぴり風変わりな縁日を楽しんでみませんか。(大友良英)

千住だじゃれ音楽祭 国際交流企画第2弾:タイ篇 レクチャー&コンサート「タイのアナンを藝大に歓迎タイ!」

昨年秋より、海外からのゲストを迎えて国際的な展開をみせている「千住だじゃれ音楽祭」。前回はインドネシアより作曲家のメメット・チャイルル・スラマット氏を迎えて多種混合の演奏会を行いましたが、今回は同じく東南アジアのタイより、民族音楽学者のアナン・ナルコン氏を招聘。タイの伝統音楽や日本の伝統音楽を織り交ぜながら、千住の地域にもはや根付いた一種の民族音楽=「だじゃれ音楽」を共に研究し、その成果を発表するコンサートを開催します。今秋の実現をめざしている「千住の1,010人」大規模演奏会に向けて、だじゃれ音楽の未だ見ぬ新しい地平をグングン切り開きます。音楽学者を交えてこれまでにない視点で奏でられる「だじゃれ音楽」をぜひ体感してください!

イミグレーション・ミュージアム・東京 不思議な出会い

日本に暮らす外国人の生活に根ざした異文化を紹介・共有するプロジェクト「イミグレーション・ミュージアム・東京(「IMM」)」。今年度は足立区千住を舞台に、公募による参加メンバーとともに展開しています。

千住ミュージックホール 第3回 サンローゼ「魅惑の駅前歌謡ショー」

千住地域のあらゆる場所で展開するライブシリーズ第3弾を開催します。東京屈指のターミナル、北千住駅の東口を出て徒歩たったの五十歩。千住の街を濃縮したかのような昭和の雰囲気漂うマンモス喫茶室「サンローゼ」が、千住ミュージックホール第3回の会場です。その古き良き趣のある空間を活かし、今回は「歌謡ショー」と題して歌とトークのイベントを行います。

千住ミュージックホール 第2回 「ADACHI HIPHOP PROJECT RETURNS!」

千住地域のあらゆる場所で展開するライブシリーズ第2弾。昨年アーティスト・スプツニ子!と立ち上げた「ADACHI HIPHOP PROJECT」が1年ぶりに千住に帰ってきます。今回は数多くのチャンピオンを輩出してきた「野口ボクシングジム」を舞台に、ヒップホップライブを開催します。

千住ミュージックホール 第1回 Knock「純★音楽会」

数多くの地元ミュージシャンを育んできたライブハウス「Knock」北千住を舞台に、“ギター1本で総ての音を表現する”を信条にギターと対峙する遠藤賢司と、二人合わせて約100歳のDuoユニット「チャーリー・ウィリアムス」、気鋭の若手美術家・遠藤一郎の初公開となるバンドのライブ公演を開催いたします。
平成19年に還暦を迎えるも、その創作意欲はなおも燃え続ける純音楽家 遠藤賢司。雅楽、声明などの古謡や、中国、モンゴル民謡から、 日本的なオリジナル曲まで、さまざまなタイプのウタをチャーリー高橋が作曲・編曲し、それを千の声を持つボイスパフォーマー徳久ウィリアムが歌う「チャーリー・ウィリアムス」。そして森美術館や水戸芸術館、六本木アートナイトなどで展示やパフォーマンスを行ってきた遠藤一郎がグループを結成。初公開となるバンドスタイルのパフォーマンスを行います。

野村誠 千住だじゃれ音楽祭 レクチャー&コンサート 「メメットを藝大に歓迎だい!」

「頑張る」「あらま」「アカン」「イカン」「オタク」……これらの日本語には、共通点があります。実は、これらの言葉、インドネシア語ではまったく別の意味を持っているのです。3月に第一回定期演奏会を開催し、大盛況に大団縁を迎えた千住だじゃれ音楽祭。この秋からは、ガラリと趣向を変えてお送りします。日本語と日本語に似ていると言われるインドネシア語との関係を深く探り、だじゃれの作法や技法を今一度見つめ直し、ガムランや邦楽の要素を取り入れながら「だじゃれ音楽」をさらにさらに前進させます。日本とインドネシアの言語や音楽が飛び交う新たな「だじゃれ音楽」の形を、ぜひ体感してください。

千住フライングオーケストラの公開リハーサル

「千住フライングオーケストラ」とは、音楽家大友良英が中心となって足立区千住地域にて展開しているプロジェクトです。公募で集まった「チーム・アンサンブルズ」のメンバーとともに、“空から音が降り注ぐ演奏会” を目指し、平成 23 年より活動を開始しました。「音の出る凧」や「音の出る提灯」などを開発し、さまざまなアプローチを試みています。

活動開始から3 年目にあたる平成26 年3 月に、東京都中央卸売市場 足立市場にて実施予定のメインイベントに向けたプレイベントとして、「千住フライングオーケストラの公開リハーサル」を開催します。東京藝術大学にて、これまでの活動を振り返りつつ、千住フライングオーケストラの新たな構想を大友良英が発表。その後、実際に足立市場へ行き、音の出る凧や提灯のデモンストレーションを行います。

未来楽器図書館

柳原の一角にある、音まち千住の縁のまちなか活動拠点「音う風屋」で、誰でも気軽に楽しめる体験型の展示を行います。展示作品は、音楽家やアーティストによって制作された「未来の楽器」。来場者が実際に触って音を楽しむことができます。

大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住 2013 常東」

大巻伸嗣(現代美術家)の作品「Memorial Rebirth」は、無数のシャボン玉によって、見慣れたまちの風景を一瞬にして光の風景へと変貌させます。
3年目となる今年は、千寿常東小学校を舞台に初めて夜にも開催します。
シャボン玉と盆踊りを融合させた昨年の「しゃボンおどり」に、新たにまちの記憶を織り込んだ歌詞を加えます。校庭一面に映し出される映像やシャボン玉に包まれる幻想的な空間の中で、歌い踊り、出会いを生み出す、「記憶」に刻まれるひと時をお楽しみください。

「イミグレーション・ミュージアム・東京 不思議な出会い」キックオフミーティング

日本に暮らす外国人の生活に根ざした異文化を紹介・共有するプロジェクト「イミグレーション・ミュージアム・東京(略称「IMM」)」。今年度、千住を舞台に展開します。そのスタートとして、10月3日に公開ミーティングを開催!
現在、このプロジェクトへの参加メンバーも募集中です。外国人が語る日本での色々な経験や疑問などを材料に、作品が生まれるこの不思議なプロセスに参加してみませんか?

音まちトーク「のらづくりプロジェクト」

ゲストとともに毎回さまざまなテーマで語り合う「音まちトーク」。本年度は大きなテーマを「のらづくりプロジェクト(通称「のらプロ」)」と銘打ちました。
千住に暮らしながら地域と関わって活動をする団体や実践者(「まちのひと」)と、各地でアートプロジェクトやまちとの協働を行う専門家やアーティスト、つなぎ手たち(「のら」*)を招き、まちを豊かにするために、どのような場をつくることができるのか。そんな疑問を参加者とともに語り合います。さまざまな立場からまちで活動する人びとにスポットを当て、新しい“まちづくり”ならぬ“のらづくり”を考えます。

場所
足立区千住地域

日程
2013年8月~2014年3月

お問い合わせ
アートアクセスあだち 音まち千住の縁 事務局
Tel: 03-6806-1740(13~18時[火曜、木曜除く])
Mail: info@aaa-senju.com info@aaa-senju.com

主催:東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京藝術大学音楽学部、特定非営利活動法人やるネ、足立区

レポート

成果物

  • アートアクセスあだち 音まち千住の縁 2011-2013 ドキュメント

    .PDF (36.3 MB)

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