アーツカウンシル東京の事業

十二音会 第四十回公演

  • 団体名 : 十二音会
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 伝統芸能

事業概要

宮内庁の楽師を中心に民間の優秀な演奏家を加え活動している十二音会(1977年設立)は、今回の公演で40回目を迎える。結成当時は若手であったメンバーもすでに首席楽長を歴任してきた。十二音会は雅楽演奏家や愛好家にとっては特別な団体として認知されている。この公演は40回の歴史をふり返りながら、将来の雅楽を担う世代の育成も含めたプログラムを構成した。

雅楽の為の音楽「ロトス」/藤田正典 作曲
舞楽 
 雉門松濤楽(ちもんしょうとうらく)/芝 祐靖 作曲
  「慶祥筵舞(けいしょうえんぶ)」、「颯踏(さっとう)」
舞楽
 右方  胡蝶(こちょう)
 左方  迦陵頻(かりょうびん)

プロフィール

【十二音会】
千数百年の歴史ある雅楽の伝統を受け継ぎ、それを後世に伝えることを使命としている楽師の有志が中心となり、永年の研鑚を内に留めることなく一歩前に踏み出して雅楽の有する芸術性を一般に問いかけるべく昭和52年(1977年)秋に発足した雅楽演奏団体。発足以来、昭和53年(1978年)夏より現在まで、演奏会の開催を重ねている。
2回目の公演より、伝統芸術と現代芸術の融合の可能性を求めて新曲演奏活動もはじめ、藤田正典「雅楽のための音楽 ロトス」、芝祐靖「招杜羅紫苑(しょうとらしおん)」、小橋稔「燕楽」、尾崎敏之「管絃のための『無明』」、川崎祥悦「宙心の譜」、松本民之助「霓裳(げいしょう)」、尾崎敏之「咒(しゅ)」、内河弘之「呼ぶ声在り」等の作品を発表。
全国各地にて雅楽公演や依頼演奏を行い、雅楽の普及につとめている。

お問い合わせ

十二音会
会員
真鍋尚之
e-mail: info@sho-manabe.net

実施場所

紀尾井ホール(東京都千代田区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。