人間と、動植物など、この世にあるものの普遍的な営みを描く。
タイトル「むくめく む」は下記より。
蠢くの古語、蠢動。
むく:剥く。捲る。
めく:そのような状態になる。それに似たようす。
め:芽、始まり。
む:むす(産む)、自然に発生するに通ずる。神代語で生命の始まり。
観る者が、人間や生き物の喜怒哀楽、現在や過去に起きた出来事など「(舞台上に)見えないものを見る、想像する」、「自身の肌や内臓に生々しい感覚を引き起こされる」といった観劇体験を導くため、「余白の中にみえるもの」をテーマに、身体以外の演出は演者の感情に寄り添うのではなく、風や香りも用い「外を描く」こと、に注視し構成した。
振付・演出:関かおり
出演:内海正考、後藤ゆう、酒井和哉、清水駿、杉本音音、髙宮梢、関かおり
舞台監督:湯山千景 照明デザイン:髙田政義
サウンドデザイン:堤田祐史、安藤誠英 衣装:萩野緑 香りの演出:吉武利文
【関かおりPUNCTUMUN】
関かおりが中心になって創作、振付を行うカンパニー。
2013年設立。PUNCTUMUN(プンクトゥムン)は、ラテン語のPunctum「小さな点、点紋、刺し傷」とフランス語のun「1つの」からの造語。1つの中に小さな無数の点があつまることを意味する。2017年以降、モントリオール(カナダ)、香港など海外からの招聘も多数。2019年8月、イタリア、ドイツから招聘され、「WO CO(を こ)」を上演。
団体せきかおり
制作
須知聡子
contact.punctumun@gmail.com
シアタートラム(東京都世田谷区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。