アーツカウンシル東京の事業

第4回 ドキュ・メメント

  • 団体名 : ドキュ・メメント実行委員会
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 美術・映像

事業概要

ドキュメンタリー制作者たちが、既存のメディアでは伝えきれないことを表現しようと始めた祭典。街の居酒屋にスクリーンを立て、作る人・出る人・見る人が混じり合い、次の社会への考えや行動を生んできた。2020年、コロナ禍は日本社会のパンドラの箱を開け、様々な問題を露わにした。4年目を迎えたドキュ・メメントは、コロナ禍の日本で “どう生きるか” を体現した人たちを招き、映像と共にその言葉を聴く場を作った。“自助”を優先する「優しくない社会」に疑問を投げかける反貧困ネットワークの瀬戸大作さん、目の敵にされる歓楽街・歌舞伎町を町場で見つめてきたラッパーのアポロさん、30年近く日本に住みながら、難民認定されないまま移動制限を続けてきたアリさんなど、今の日本社会の真相にある課題に直面する人たちの声を届けた。会場では観客数を限定し、オンラインで同時配信を行った。

プロフィール

【ドキュ・メメント実行委員会】
ドキュメンタリーの新しいあり方を社会に提案し、ドキュメンタリーをカルチャーにすること、作り手が理想とする環境を自分たちで作ることを目的に掲げ、映像作品の制作やイベント運営を行う。2017年に設立、東京・品川で毎年ドキュ・メメントを開催。放送とも劇場とも異なる体験型のドキュメンタリーを創造しながら、社会と結びついた新しい表現の形を模索している。作品は、ネット・テレビ・映画への展開の他、英Gardian誌のWebサイトでも公開。

お問い合わせ

〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-34-4 TAKIビル4F 株式会社テムジン内
ドキュ・メメント実行委員会
実行委員
米本直樹
bug.document@gmail.com

実施場所

一龍 屋台村(東京都品川区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。