アーツカウンシル東京の事業

関かおりPUNCTUMUN「こもこも けなもと」

  • 団体名 : 団体せきかおり
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 舞踊

事業概要

バレエテクニックなど、普段、関が選ばない振りをダンサーの動きの元となる素材に入れるところから始め、「メディアは事件の一部を切り取って報道すること」を風刺した絵や、歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏の「人間の作った宗教、国家、法律、企業、貨幣など、神話と同じくすべて実体としては存在しない虚構の創作物である」という考え方を心に留めながら創作した。また小関勲氏らの「ヒモトレ」のリサーチから得た感覚を元に、作品に紐を使用。関にとって、紐は思考、ルール、証明書、許可証、民族、相手を支配するための証、気持ちを大きくするためのもの、状態や生態の違う生き物をイメージし、ダンサーの身体感覚への微妙かつ本作を踊る上では重要な変化を試みた。自分が信じている世界は本当に真実なのか、今見ているものは本当に自分が思う通りのものなのか、本作を通して観客に体感、想像してもらいたい。

振付・演出・空間美術コンセプト:関かおり
出演:内海正考、大迫健司、北村思綺、後藤ゆう、佐々木実紀、清水駿、髙宮梢、真壁遥

プロフィール

【団体せきかおり/ 関かおりPUNCTUMUN】
関かおりが中心になって創作、振付を行うカンパニー。
2013年設立。PUNCTUMUN(プンクトゥムン)は、ラテン語のPunctum「小さな点、点紋、刺し傷」とフランス語のun「1つの」からの造語。1つの中に小さな無数の点があつまることを意味する。2017年以降、モントリオール(カナダ)、香港など海外からの招聘も多数。2019年、8月、イタリア、ドイツから招聘され、「WO CO(を こ)」を上演。2020年2月「むくめく む」初演。2021年10月京都エクスペリメントにて「むくめく む」を再演。2022年2月新作「こもこも けなもと」発表。

お問い合わせ

〒114-0031 東京都北区十条仲原3-13-9 サニーハウス301
団体せきかおり
プロデューサー
須知聡子
090-7908-2712
contact.punctumun@gmail.com

実施場所

吉祥寺シアター(東京都・武蔵野市)

※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。