アーツカウンシル東京の事業

触覚時代

  • 団体名 : ブッシュマン
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 舞踊

事業概要

フランツ・カフカの小説「変身」をモチーフとして、ブッシュマンならではの強い身体性を持つノンバーバルな作品として上演した。主人公が社会から隔絶され強烈な孤独を感じるその過程をコロナ禍における現代人にも重ねて、絶望的な状況においてもコミュニケーションを求めざるを得ない人間の姿を描いた。あえて言語を排して13人の男性ダンサーの身体で表現することで、この小説が持つ不偏性、すなわち人間の生命活動の原点を表現した。

プロフィール

【ブッシュマン】
黒須育海主宰。メンバーは大学時代から8年間ともに活動してきた手塚バウシュと中村駿、2019年から加入した江口力斗。黒須育海の振付作品が「横浜ダンスコレクションEX 2017」で審査員賞を受賞したことをきっかけにダンスカンパニー「ブッシュマン」を立ち上げ、以後、異形な身体を探求する独自の世界観を持った作品を発表している。2020年、「黒須育海+ブッシュマン」として日本ダンスフォーラム賞を受賞。

お問い合わせ

ブッシュマン
bushman.dco@gmail.com

実施場所

あうるすぽっと(東京都豊島区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。