港区北青山にあるギャラリーコンセプト21において武田裕子個展「おくのもりへ」を開催した。本展では「素材とその言語」「空間との関わり」というテーマを設定し、和紙や染料、岩絵具、金銀箔など日本画で用いられてきた多元的な素材の組み合わせから成る計23点の作品を発表した。開催にあたりこれまでの作品を概観できるアートブックおよび今回の展示記録と評論文を掲載した記録冊子を作成し配布した。
【武田 裕子】
1983年東京生まれ。2012年東京藝術大学大学院文化財保存学保存修復日本画博士課程終了。学位博士号(文化財)取得。修了制作が野村美術賞受賞。2013年ポーラ美術振興財団在外研修員として中国(杭州)にて研修。2014年中国美術学院中国画系花鳥画高級進修生修了。近年の主な個展に「ハルフルハナノコエ」(HYPERMIX、2021年)主なグループ展に「FROM-それぞれの日本画-」(郷さくら美術館、2020年、2021年)ほか国内外で個展、グループ展多数。
武田 裕子
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ギャラリーコンセプト21(東京都港区)
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