アーツカウンシル東京の事業

GOOD COW 権

  • 団体名 : 水中めがね∞
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 舞踊

事業概要

本作は「自死に至る人の身体性」に着目すると共に、社会・共同体における<統制>と<自由>の両極に引き裂かれた不安定な私/達の<状態>を扱った。また、実演の枠組みにこれらの状況を落とし込み、そうした問題に応答する答えを出すのではなく、またそこから逃走するのでもなく、葛藤の両極に対しての<中間圏域>の模索を身体的な実験とイメージの創出において試みた。団体としては最多17人の出演者でクリエーションされた新作公演。
演出・振付:中川絢音(水中めがね∞)
出演:松隈加奈子 中川絢音(以上、水中めがね∞)
浅野郁哉、岩瀬菜々子(Tarinof dance company)、オカダヒロエ、甲斐ひろな、志筑瑞希、住 玲衣奈、渚 まな美、根岸リチャード、平田祐香、真壁 遥、松本知道(GUSH OUT)、水口 結、山口なぎさ、山田茉琳 <特別出演>仁田晶凱

プロフィール

【水中めがね∞】
「水中めがね∞」は振付家・ダンサー・制作者・ビジュアルデザイナーなどが集って2011年に結成。現在は、舞台・映像作品の企画制作と、MVの振付などのクライアントワークを併行して行う。主宰の中川絢音は、「踊ること」に立脚しながらも、演劇的な手法や演出を用いて素朴な発想やイメージの断片を踊らせるように飛躍させ、見る者の想像力の限界を引き上げるようなSF的手法にも通じる作風を特徴とする。近年では伝統芸能の形式や美学をコンテンポラリーダンスの文脈に接続しようとする『my choice,my body,』が高い評価を受けるほか、日本舞踊の担い手とニュートラルな協働の現場を築くプロジェクト「しき」など、幼少時よりクラシックバレエ、日本舞踊を学び、足袋とトゥシューズの狭間で思春期を過ごした中川ならではの実践的なコンセプトの展開を試みている。

お問い合わせ

水中めがね∞
suimega8@gmail.com

実施場所

吉祥寺シアター(東京都武蔵野市)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。