世のなかにあるつながりや差異を考察し、ものの動きや音などによって作品化してきた。個展、 “Expanded Creatures” では、生き物の持つ構造やパターン、それに伴う動作をベースに、「生物と機械」といった相反するものを組み合わせることで、生命感の拡張を試みている。生物と機械のあいだの拡張された生き物のような作品群を展示することで、異なる二つのものが合体し、新しいものや見え方になり得ることを発信していく。
【藤田クレア】
1991年中国・北京生まれ。2011年北京世青国際学校を卒業後、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科に進学し、2018年に東京藝術大学大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻を修了。主な展示は、2018年中国、蘇州でのグループ展「交叉域」、2019年イタリア、ミラノ「Resonance Materials Project 2019 ~Sensory~」等。「20年には「第14回 shiseido art egg」に入選作家の一人として、資⽣堂ギャラリーで個展「ふとうめい な 繋がり」を開催した。
北千住BUoY(東京都足立区)
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