作風も創作のポリシーもそれぞれ異なる4人の作曲家が、オーケストラ音楽の歴史的文脈と未来への視座を抱きつつ、それぞれの視点に基づいて自らの創作を探求してゆくための機会を会員相互に共有し発表する、というのが本企画「オーケストラ・プロジェクト」の目的である。
【曲目】
森垣桂一:サンフォニイ・デ・ミステール(初演)
阿部亮太郎:《なぞり ひびわれ ふりかえり》(初演)
土屋雄:美しき生〜ピアノと管弦楽のための(初演)
山内雅弘:SPANDA Ⅱ〜ヴィブラフォンとオーケストラのための(初演)
指揮:大井剛史
ピアノ:中川俊郎
ヴィブラフォン:會田瑞樹
シャドウ・ヴィブラフォン:谷口かんな
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
【オーケストラ・プロジェクト】
1979年10月11日に、西村朗、松平頼暁、水野修孝、吉崎清富の4人の作曲家が黒岩英臣指揮、東京都交響楽団により第1回公演を開催。1995年以降は東京交響楽団の協力を得て毎年1回開催。1997年度、及び1999年度の公演は文化庁芸術祭優秀賞を受賞した。
オーケストラ作品の創造と発表のための運動を展開することを目的とし、その目的に賛同する作曲家が、毎年1回、独立採算制による自主公演を開催し、新作オーケストラ曲の発表を行っている。
オーケストラ・プロジェクト
副代表
山内雅弘
TEL: 04-2969-6688
FAX: 04-2969-6688
e-mail: yama-san@mwc.biglobe.ne.jp
東京オペラシティ コンサートホール
(東京都新宿区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。