現代作曲家によるマンドリン無伴奏作品を、調性感や美しい響き、明確なメロディを持つ時代としての「現代の音楽」と、より新しい表現や手法へのアプローチを行うジャンルとしての「現代音楽」という2つの側面から特集した。
【プログラム】
1部
・Jürg Kindle:マンドリン独奏の為の12のスコルダトゥーラによる幻想曲集「マンドポリス」より第4曲「アルテミス」(2018)
・John Craton:「The Gray Wolf」(2006)
・Carlo Domeniconi:マンドリンソロのための12の前奏曲より「cha-man」(2013)
・石橋敬三:「Deep Obsession」(2006)
2部
・Kareem Roustom:「Hanjale」(2013)
・Ebbe Grims-Land:「もし私がカンガルーだったら」(1993)
・近藤譲:「早春に(1993)
・Daniele Mandonico:「Shatters of the Present Time」(委嘱初演)
【間宮匠】
1993年、東京都杉並区生まれ。第10回ARTE国際マンドリンコンクール独奏部門第1位、第25回日本マンドリン独奏コンクール第1位、第18回大阪国際音楽コンクール民俗楽器部門第3位。独奏の活動を中心としており、マンドリンによる無伴奏作品の紹介や日本初演にも積極的に取り組んでいる。2018年にはアメリカクラシックマンドリン協会主催の2018 CMSA Convention in SantaRosaにゲストアーティストとして招待され、活動の場を国際的にも広めている。
間宮匠
solotakumi@gmail.com
マリーコンツェルト(東京都板橋区)
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