P.ジョドロフスキ氏の作品コンサートにて、エレクトロニクスを伴うコントラバス独奏曲『TOUCH』を演奏する。この作品は、独奏の限界をテーマにジョドロフスキ氏に委嘱し、2022年9月に静岡にて初演、本公演はヨーロッパ初演となる。エレクトロニクスの操作も演奏の一部とみなされ、「演奏とは何か」「どこまでが独奏か」を演奏者に迫る壮大な作品となっている。本公演では作曲家監修のもと、二日間に及ぶ入念なリハーサルを行い、照明演出、音響効果など細部まで完全な形での披露となる。コントラバス独奏の新たな可能性を全世界に発信し、その芸術性が幅広く認知されることを目指す。
CLAIR-OBSCUR プログラム
コントラバスとエレクトロニクスのための『TOUCH』
ピアノとサウンドトラックのための『SERIE CENDRE』
作曲:ピエール・ジョドロフスキ
コントラバス:山本昌史
ピアノ:マウゴジャータ・ヴァレンティノヴィチ
音響:カミーユ・ケスカ
【山本昌史】
コントラバス奏者。現代作品、即興演奏に意欲的に取り組む。独奏による新たな音楽表現を追求し、バロックから現代までの独奏曲、自作の実験的音楽など、趣向を凝らしたプログラムでソロ公演を展開。
静岡県掛川市出身。東京藝術大学別科修了。2022年9月に行われた独奏コントラバスの現代作品のみの公演は、第22回佐治敬三賞 推薦コンサートに選出され、好評を博す。国内外で活動中。
山本昌史
コントラバス奏者
mail@masashiyamamoto.net
新劇場(ワルシャワ/ポーランド)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。