本作は、アルゼンチンの小説家アドルフォ・ビオイ=カサーレス『脱獄計画』を原案として、山本伊等が戯曲執筆、演出を行ったものである。過去に上演されたとされる『脱獄計画』の初演において「演出家」が起こしたある事件について、当時の出演者に対してインタビューを行い、また初演当時の舞台を再現していく。本作は、戯曲とは何か、演劇あるいは社会において役を演じるとは何かという問題を、Jホラー等の手法を参照しつつ問うものである。
Dr. Holiday Laboratory のメンバー三人は、山本伊等が劇作家/演出家、ロビン・マナバットが俳優、小野寺里穂が制作をそれぞれ務めた。出演者は、石川朝日、黒澤多生、日和下駄、油井文寧、ロビン・マナバット
【Dr. Holiday Laboratory】
2021年立ち上げ。メンバーは山本伊等、小野寺里穂、ロビン・マナバットの三人。団体としては主に演劇を表現の手段としながら、個人では小説、川柳、パフォーマンス等の制作を行っている。過去の作品に『うららかとルポルタージュ』『シャッセナンビ』『脱獄計画(仮)』
Dr. Holiday Laboratory
主宰
山本伊等
080-3490-6986
info@drholidaylab.com
こまばアゴラ劇場(東京都目黒区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。