狂言「花子」、能「隅田川」の2演目を上演。能と狂言ともに「花子」という人物を取り扱った演目で統一し、それぞれの表現や演出の違いなどを提示し、その魅力を再認識してもらうことを狙いとした。特に狂言「花子」では《替装束》の小書を付けることで、シテが吉田少将という人物に特定されることから、能「隅田川」との共通性をさらに強調した。また、公演の冒頭では鑑賞者がより深く演目を理解できるよう、出演者自らが見どころを紹介し、初心者からマニアまで幅広い層の観客が楽しめるよう工夫した。
出演:佐久間二郎 野口能弘 大藏教義 佃良太郎 観世喜之 他
演目:仕舞「班女」狂言「花子」能「隅田川」
【能楽談ディズム実行委員会】
シテ方・佐久間二郎、ワキ方・野口能弘、狂言方・大藏教義、囃子方・佃良太郎の4役による能楽ユニット。能楽を形成する役職が組むことで、偏らない目線から能楽の魅力を余すところなく知らしめている。また、舞台活動だけではなく、YouTubeやSNSを活用しての能楽情報発信も積極的に行っている。
能楽談ディズム実行委員会
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佐久間二郎
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矢来能楽堂(東京都新宿区)
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