身体を接触させる即興的パフォーマンスを行なう芸術家集団contact Gonzoと、自律的な機械などを用い芸術表現の主体性を問うアーティストのやんツーが、2019年に制作したパフォーマンス作品「untitled session」を下敷きに、2023年、新作パフォーマンス「jactynogg zontaanaco ジャkuティー乃愚・存taアkoコ」を制作、公開。
本パフォーマンス作品は、やんツーが制作した2台の自走する機械を通して、contact Gonzoの即興パフォーマンスが画像として認識(誤認)、言語化、発話される。contact Gonzoによる身体運動は、昨今の画像を学習する人工知能のモデルを用いれば、自然言語として出力可能である。しかし、身体にまつわる知的な認識方法は、言語と視覚だけには留まらない。本パフォーマンスは、最新の対話型AIをシステムに組み込み、新たな翻訳者として身体表現に介入させることで、未知の知の形態を炙り出した。
演出・構成:contact Gonzo、やんツー
出演:contact Gonzo(塚原悠也、三ヶ尻敬悟、松見拓也、NAZE)
テクニカルデザイン:やんツー、稲福孝信(HAUS)
舞台監督:河内崇
実況:仁田晶凱
主催:株式会社precog
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、芸術文化振興基金
協力:ANOMALY、一般財団法人おおさか創造千島財団、株式会社おとも
【株式会社precog】
私たち「precog(プリコグ)」は、アートプロジェクトの企画・運営を行う制作会社です。
活動テーマは、“横断と翻訳”。近年は“アクセシビリティ”(アクセスのしやすさ)と“インクルージョン”(包摂)にも力を入れ、プロジェクトの同時代性や新たな事業展開を追求し続けています。
アーティストやクリエーター、そしてさまざまな分野の専門家と協働し、芸術体験と観客を鑑賞で繋ぐだけでなく、国際交流・福祉・地域活性・教育普及など多角的なアプローチによって「新しい価値」を生み出し、“表現”の未来をつくります。
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プロデューサー
黄木多美子
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ANOMALY(TERRADA ART COMPLEX 1)
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