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アーツカウンシル東京ブログ

アーツカウンシル東京のスタッフや外部ライターなど様々な視点から、多様な事業を展開しているアーツカウンシル東京の姿をお届けします。

東京アートポイント計画通信

東京アートポイント計画は、地域社会を担うNPOとアートプロジェクトを共催することで、無数の「アートポイント」を生み出そうという取り組み。現場レポートやコラムをお届けします。

2018/04/13

アートプロジェクトを魅力的に伝える! 東京アートポイント計画✕コロカル 「ローカルアートレポートを書く」を開催しました


マガジンハウス『コロカル』編集長・及川卓也さん

2017年度、東京アートポイント計画では、共催団体の活動支援の一環として、ローカル情報を専門テーマとして取り扱うマガジンハウス社のウェブメディア『コロカル』とタイアップ企画を開催しました。テーマは「ローカルアートレポートを書く」。

プロジェクトの魅力はどこにあるのか。それを伝えるためには、どんな言葉やビジュアルを使えばいいのか。ウェブで読まれる記事はどうつくればいいのか。

そんな悩みを持つアートプロジェクトの事務局スタッフに向け、全国各地のアートプロジェクトを取材し、「読まれるウェブコンテンツ」として発信しつづけているコロカル編集部が、企画・執筆力を鍛えるワークショップを開催。優秀な記事2本は、実際にコロカルの「ローカルアートレポート」のコーナーに掲載されるという試みです。

■全3回で「伝える」記事の書き方を学ぶ

今回のワークショップの対象は、実際にアートプロジェクトを企画運営し、東京アートポイント計画で共催している参加団体(事務局スタッフ・学生スタッフ・ボランティア/サポーター)と、各プロジェクトに伴走しているプログラムオフィサー。参加条件は、全3回のワークショップにきちんと参加し、レポート記事執筆に挑戦すること。年明けから年度末の多忙な時期でしたが、18名のメンバーが取り組みました。


アートプロジェクトの企画運営を手がける事務局メンバーと、東京アートポイント計画のプログラムオフィサーが夜のROOM302に集合。

《ワークショップの流れ》

第1回 「視点と企画」(2018年1月17日)

メディアとは? コロカルの編集方針は? 視点の鍛え方とは?
目的に合わせて記事企画を立てる方法を学び、実際に考えました。
【宿題】自分のプロジェクトを題材に記事企画をつくる

第2回 「手法と素材」(2018年1月31日)

企画に沿って記事をつくるには?魅力的な記事にはどんな素材が必要?
プロットの立て方、記事の書き方、写真の選び方を学びました。
【宿題】記事を書いてみる

実際のコロカルの記事のつくり方を聞きながら、プロットと必要素材を組み立て、考えました。誰のコメントをどんな切り口で載せるか? 等も重要なポイント。

第3回 「レビューとブラッシュアップ」(2018年3月1日)

提出された記事をもとにレビューをうけ、ブラッシュアップ方法を検討。
そして、コロカル掲載記事を決定!


『コロカル』編集長・及川さん、編集・榎本さんがそれぞれの企画をチェック&レビュー。緊張感がありつつも、お互いの悩みを共有したり、相談したりと貴重なディスカッションが続きました。


企画や原稿に対するフィードバックはワークショップの場だけでなく、オンラインでも行われました。大きなテーマから細かな点まで様々な気づきがありました。

■2本の記事が掲載決定!

オンラインでのやりとり含め、約3ヶ月間の集中ワークショップを経て、ついに掲載原稿が決定しました。選ばれたのは、「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」で学生スタッフを務めている冨山紗瑛さん(東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科)と、「TERATOTERA」のTERAKKO(ボランティアメンバー)である宮﨑有里さん(青山学院大学総合文化政策学科)の記事。

それぞれ、書ききるところまでゴールが見えていること、自身の立場からの視点があること、写真やインタビューコメントを意図に沿って構成できていることがポイントでした。「記事を書ききる」とは大前提のように思えますが、1本のストーリー記事を書くというのは、実際に手がけると本当に大変なこと。筋をつくり、素材を用意し、テクスチャにまでこだわることでようやくひとつの読み物が生まれる。そんな工程をしっかり学ぶ機会になったのではないかと思います。

コロカルに掲載された記事はこちらからご覧いただけます。

〈千住タウンレーベル〉とは? レコード片手にまちをめぐらせる、アートプロジェクトのもくろみ
 冨山紗瑛さん(東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科)

あの人にとっての〈TERATOTERA祭り2017〉あのアートイベントは何だった?
 宮﨑有里さん(青山学院大学総合文化政策学科)

アートプロジェクトの人材育成や活動基盤づくりにも取り組む、東京アートポイント計画。今後もさまざまな機会を提供できればと考えています。


*東京アートポイント計画からのご案内
・新しいアートプロジェクトを共催する団体を募集しています。
 2018年度「東京アートポイント計画」新規共催団体公募のご案内(締切:2018年4月25日)
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